Diverse Systemへ楽曲を提供いたしました。
コミックマーケット78で頒布されており、現在は通販を中心に入手可能です。
アルバム名は「D15」
提供楽曲名は「Area code (cyberia mix)」
同じ通販を利用するならばdiverse system公式ページより、と らのあな、あ きばおー、D-STAGEなどが納期も早いのでこちらをおすすめ致します。
いつかはアレンジをしてみたい曲の一つを今回、挑戦してみました。
曲自体は去年の秋ぐらいから主催には伝えてて、ゴールデンウィークに東京へ訪れた際にすべての方向性を決めるmix名を伝えた、という背景があります。もともとd15は10年間の集大成的なものにしたい、という話を聞いていて、じゃあ何が聞きたいと訪ねたら「cyberia mix」が聞きたいというのが製作の始まりでした。
今回の曲調を5年ぐらい作っていなかったのですが、不安を感じながらドラムループを作った瞬間に全てが吹き飛びました。
そこからは曲のイメージは空、というテーマで作っていました。
これは彼が好きな物はそういえばなんだろうと思い巡らしたら心当たりにあったことと、area codeのsuper mix版を聞いた時に灼熱の乾いた大地の地平線をイメージいるような音だったのでそこから具体的なイメージをしていました。
イメージして出てきたのは雲が立籠める灰色の早朝から、雲がない昼の青空と、陽炎が見えるほど熱された果てしなく一直線に伸びた道路、そして太陽が消えて肌寒くなる時の感覚・・・。
グライダーで空を滑空しながら、風に弄ばれるようにして大地と空を高い場所で見渡す。やがて赤く染まった大地に発火したような街灯が見える映像が描きたい、と。
で飛んでいるのは、rezの主人公。見えているのはあのワイヤーフレームの世界。しかし実際は自然の世界で、彼には現実が見えずただ四角と三角で構成された世界だけ。そして彼には三角にしか見えない生きた鳥が警戒して周りから遠巻きに飛んでいる視界。
文章にするととても奇妙な説明にしかならないので申し訳ないですが、映像を夢想してこの曲を作りました。