日記練習

おれが風呂に入ると途端に全力で動き出す空気清浄機、よくよく考えると飼い主をナメて掛かってるな。ちくしょう。

静かにしてるとあいつも静かなんだが、身支度をしていると途端に煙たがる。アイツも非モテなのか? せっかくRazerのシールを貼ったりしてゲーミング感を出してみたりしているというのに。


WordPressのエディタが変わって、字下げ(段落の1文字目だけ下げるやつ)などにも手を入れてみる。テキストでレイアウトだなんだとアレコレするのは良くないということで、できる限り文章とそういうデザインは分けて文を書くようにしている。なので昔のテキストを引っ張るとなんだかぎこちない所も沢山ある。デイリーポータルZのデジタルリマスター記事はいつも文字が小さくてなんだか読みづらいのと大体同じことだ。違うかも知れない。


前から気になっていたNeogeo miniを買った。
昔のフルプライスのゲームぐらいの値段まで値下げされていた。買ってすぐに餓狼伝説スペシャルをプレイし、1回だけで満足してしまった。PS4のアーカイブも買っていたけれど起動してすぐに遊べるのはとても良い。液晶も昔のゲームボーイアドバンスぐらいの感じで十分なことに気が付き、別に4KだフルHDだと騒ぐ必要は無かった。


京成関屋にある立ち食い蕎麦「雑賀」のそばがうまい。

いつも夜に行くからか清掃は間に合っていない印象が強いが、下手な蕎麦屋よりも旨いものが食える。頼むのは春菊天とそば。大人の拳ぐらいある刻んだ春菊が詰まったかき揚げで、値段と釣り合っていない量と味で不安になる。ここでメシを食い続けていたら、大概の外食に対して不満になる。惜しいなあと思うのは、炊き込みご飯の飯粒が柔らかすぎて崩れてることぐらいか。コメに芯が残っているよりずっと良いし、100円でとんでもない味を出しているので納得している。
強欲でいるとバチが当たる。


Twitterはちょうどいい感じの環境構築、というのが難しい。

こちらとしては世の中がどうなっているかを見てみたいが、検索しても大半が数年前のネタのコピペやら社会問題を持ち出して「オレ、大切で面白いこと言います。オレ頭いいです。センスの塊です」みたいな姿勢で迫ってくるので、見ているこちらが不安になる。

テキストサイト界隈の読者として彷徨ってきた人間が昔見た、誰かの真似を繰り返してる時点で期待を超えられなくなった末期の地獄を見ているのを思い出すからだ。何かがあると各所のコメント欄で暴言、不満、オレは既に分かっていたと書き連ねて騒いでいるのを見て「ああ、ここには才能がある人はいないのね」と希望を見失って、惰性だけで生きていたことを思い出す。


買っていたことを忘れ、不安になって調味料を買う癖がまだ改善しない。

白だしは3本目になった。ごま油は買い忘れる。

2024.02.12 / Category : 小噺

移行間の不安定な動き

WordPressについては移行して振り返ってみると楽だった。

pukiwikiとかだとi18nとかプラグインやらずっとコンフィグを書き換えて面倒くさかったのに、テキストデータはSQLにあって動作関係はすべてドメイン内で完結しているというだけで随分とあっけないものだった。ディレクトリ構造も変更無いというのも色々と助かった。内情だと「いい加減あの構造をやめろ!!」みたいな戦いがありそうと邪推しているが、エンドユーザー視点からとしてはツール無しでもなんとかできるからとても助かった。

Linuxサーバーだと各ソフトウェアの常識ごとに依存関係のファイルの場所が異なっていて、binだのusrだの解釈のブレに振り回されていた。基本的な設計概念としてアレコレと1つのサーバーにソフトウェアを入れるもんではない、アプリの数だけサーバーに分散させた方がずっと保守面で楽というのがわかってからは、そりゃ仮想環境が大流行するわな、と実感したことを思い出した。クライアントOS系だと複数のアプリを入れることが当たり前になっているから、気が付きにくいのだけどサーバーなんてコスト優先で複雑化させる時点でかなり積むんだな、この辺りは組み込み屋からの教育を受けた身分からすると思想が全く違っていた。

組み込みはコスト下げが念頭になっているから、ハードウェアも必要最低限より少し下のレベルで設計されているし、コードは可読性を犠牲にして数式も圧縮し訳が分からない数列がメモリに入れているしなぜだか分からないが動作している、ということも多い。改善というか単体動作以外の用途を考えないから原始的なものしか許容されていないし、そういう観点から抜け出せないエンジニアリングがとんでもなく多い。

そういう中で、落とし所を明確にしているだけでソフトウェア障害からの復旧は楽だなあと感じた。推論が使いやすい。


物事が整理されると問題が発見しやすくなって、単なる復旧が大幅改善になるというのは「あるある」なのだというのも実感した。リファクタリングが好まれるのは単に整理されるのではなくて、視点が広がるからというのもあるのか。

グーテンベルクの使い方は直感的ではないというか、各素材を組み合わせることを中心にしているから文章を書くための機能としての優先度は低い。この辺りから前のエディタの方がずっと慣れていたし、大体の日記サイト的な入力フォームと同じだったから、あんまり考えることは無かったけれど、レイアウトを考えてる人を中心に据えているのが個人的には面倒だな、文章を書くことだけに専念できるようなものがほしいな、と思った。

2024.02.11 / Category : 小噺

先日Blueskyのアカウントを取得してみた。
使い方は今までと変わりがないと思う。フォローについては自分が知りたいというよりは手元にあると具合が良いものがメインになる。


「泣いた」「泣いちゃった」という少し前だと「無理」というニュアンスに続くネット由来ぽい言い回しが出てきている。黒歴史というスティグマも無くなるだろうこの先、言葉の移ろいについて色々と思うことが出てきて、消えていく。
当時こんなことばを使っていた、なんていうのも無くなるかもしれない。「あれ、こんな言い回しをしていたっけ?」と当時の自分の自我を見失う。そんなことになるのだろうか?


業務スーパーで売っているスパイシーカレーチキンレッグを買いだめしては、それだけを食らって生きていることが多い。
ちょうど男性だと大盛りクラスの1食分で腹持ちも良い。コメがあったら絶対食いきれないか食べ過ぎになるが、これだけ食べると割り切るなら無理する手前で完食する。無駄にしないで骨だけ残して食べられるようになっているバランスなのも素晴らしい。同シリーズの煮豚は脂が重かったり、タレが多すぎて処理しきれない。しっかりとした主菜なので家族などで食べるには良いかも知れないが、それでもオイリー過ぎる。
そういう中であまり脂分が辛いこともなく、大人向けの辛味もあるのでサッパリと食べられる。ベリーナイスな食料だ。


Megademoっぽい表現になっていてとても好みだった。
歌詞とは裏腹に不真面目な瞬間が色々と差し込まれていて、そういう建前とは別のゆるいものが入り込んでいるのが良い。一辺倒だと怒りの表現につながるから、そういうのがあるだけだと受け取る方が疲れる。

かつしかトリオの音楽を今頃知ったのだけど、とかく良いなあと思った。情緒とかそういうのがふんだんにあって、色気やら遊び(意図的な隙間のほう)を感じたりとか、延々と続けるのとは違う大きな世界をグルッと回る感覚が得られる。クラシックだと頭の中で情報を補足してからでないと成立出来ない感受性なので、音で納得できるものがあるからとても良い。


重い腰を上げていたこのサイトの更新を実施した。

個人だし、雑なシステムメンテナンスでいいやということで結果としてはほぼ大成功だった。このテキストファイルがデータベースに入っているから消えるかも知れないと思っていたがそんなことは無かった。

色々な人から怒られる状態のまま放置しておいて案の定、とんでもないことになっていた。なので、最低限の事はやっておくことにした。具体に何がどうのと言うとhttps対応。あとはSQLサーバーのバージョンアップと、PHPのアップグレード。WPの更新もアップグレードが出来ないから適当にバックアップをとってから手作業で更新。プラグインも開発終了になったものが多いから最低限のものは交換した。新しいものになって、あとは適宜アップデートしてれば良いんだと思うが、次はいつかわからない。

あとは、エディターが大変不便。そこはすごいストレス。ということですぐに旧式のプラグインに入れ替えた。

2024.02.11 / Category : 小噺

おにはーそと!

ここはーどこ!?


中古CDプレイヤーを買った。
オンキヨー製でC-705という、昔のミニコンポでCDプレイヤー部分だけのようだ。
光デジタルでRME UFXに通してからADAM A7Xという昔より遥かに上等なモニター環境で聞くということに、意味を持たせたいと思ったからだ。
CDで聞いてみると今のデジタル音源とは全く違った音像なので、とても楽しい。
Youtubeで出回っている音源だとかが平坦に感じる、というのも分かる。徹底的に残響音の取捨選択をしているから音量の大小だけでバランスを取っているのが理解できた。
あとは自分の昔の曲やら商業CDでも酷いミックスというのがあるんだというのも知った。
音が太いだとかそういう表現でやりとりされている事は相変わらず分からない。


最近は住まいの水回りの老朽化との戦いになってきている。
色々なところから水漏れが発生してきている。それなのに、水圧不足に悩まされる。
どういうことだ。


Destiny2とは別にgnorp apologue、小さくて丸っこいドット達が石を延々削るゲームをプレイし始めた。削った石でマンション立てて住んだりと、とても良い。
結局放置し続けてクリアをしてしまったのがなんとなく悲しい。


下町なので、近所の台所から夕餉の匂いがとかく、近所の道路にまで転がってくる。人間の余裕の無さと比例するように穴の空いたコンクリブロックで作った塀一つで遮るのが精々な場所柄というのもある。
よくわからないけれど、トマトケチャップとソースを焦がしたハンバーグソースみたいな匂いを嗅ぐと理由もなく酸味のあるトマトのニオイを嗅いで「センスねえなあ!!」という義憤に駆られる。
もともとトマトケチャップ自体、そのまま芋だ卵に付けて食うのは好きなのだが、ナポリタンだとかハンバーグソースにて調理されるケチャップがどうしても苦手だ。自分でもどうしてそんなに攻撃的になるのかよくわからない。いつか警察のお世話になってしまう。
他人の家でも子供の時、ケチャップと膏薬か湿布が混ざったような匂いに包まれていた友人の家がどうにも駄目だったことも思い出した。
今も冷やしトマトというのはどうにも選べない。青い種の部分が好きではないからだ。具体的にとある、食べ物ではないものを想起してしまう上に青臭い匂いが忌避感を生み出す。
ししとうや万願寺唐辛子を好んで食べるようになったのに、何かが駄目なようだ。トマトに関しては不思議な距離感になる。


秋葉原にカサブランカという蕎麦屋があることを知る。角萬みたい!!

2024.02.10 / Category : 小噺

また頭に迷宮のお便りが来た。

日常を生活していると、どうも破綻した内容の発想をする。
そういうのをまとめて「頭のポストにお便りが来る」という表現を伊集院光がやっていたので、有り難く頂戴している。

のぐそ、都会でも「野」で良いのか? というクレームが来た。アスファルトを指してさすがに野というのは無理があるのではないか、という疑念からだ。
過去にもこんな投稿が来たような気がしてならない。

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Roccat pure Airを使っているが、バッテリーの持ちが悪い。
Gproだったら1週間は楽にバッテリーが持つのだが、pure airだと額面通り2日で大体バッテリーが果てる。
軽さを追求したらGproなりSuperLightの方が便利だと思う。Gproも赤く点滅しだしても大分余裕を持っている感じがあるので落ち着いて充電できるのだが、pure airだと予告なくマウスが反応しなくなるので操作中に反応が悪くなると心証が良くない。
この辺りは省エネ半導体を設計できるかとか、UXデザインの差だったりするので、軽さを重要視するなら有線マウスにとどまった方が良いと思う。
でなければLogicoolの無線マウスが最もストレスが少ない。


私事で関西へ。
「なんかのタイミングで戻って来れへんのか?」と親戚に声を変えていただく。
仕事やら色々な問題が解決できるなら帰りたいなあと思ったりする。
一度食えなくて諦めた血が通う土地だ。食えるなら帰るべきとは思うけれど生きていくのに覚悟をしたから、その甘言に泣きそうになりながら惑う。
本籍だけでも戻すことにする。

新幹線に乗っていると、経過時間からどこにいるのかを大体推測して、GoogleMapでどこにいるのか確認する遊びを必ずやってしまう。10年以上前からずっとやっていたが、年をとるごとに正確さというか、レスポンスの速さみたいなものを感じる。
昔は、反応するまで10秒ぐらい掛かるから岐阜羽島とか新富士あたりの位置がかなり怪しかった。

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天井が高い家が良いというのではなく、空が思い切り見上げられる窓がある家は良いと思った。
天窓ではなくて、椅子に座った時に空が視界いっぱいに飛び込んでくるようなものだ。普段なら家の中からだと覗き込んで上空を見ることがほとんどで、外に出ないとそういうことができない。
家を建てるようなことはないと諦めているけれど、そういう場所があるだけで随分と違うもんだと思った。横方向に大きい窓を取り沙汰されるが、視界いっぱいに空が見える窓の良さは格別だった。

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映画「Nope」を見る。
SFホラーで、個人的に一番怖いと感じたところは、大勢の人が絶叫が一瞬で消えるシーンだった。
その後に描かれるシーンなどでどんな怪異が起きたのか分かるというのが表現的に良い。説明は多すぎないので、分からない所はいっぱいあるし、詮索するよりかは頭の中にとどめておくのがちょうどいいと思う。
エンターテイメント性もあるし、気がつけば「お行儀の悪い」リアルな表現もあるので気持ち悪いものを見るよりかはアトラクションみたいな感覚で楽しめるようになっていたのが素晴らしかった。

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Twitterでかな入力だなんだと論争が起きているけれど、英字配列+かな入力で暮らしているためにこういう話題に入ってもよくわからない。
自分にとってメリットがある接し方であれば、正解しかないと思うがみんな正解以外の答えを探しているのを見ていると何を求めているんだろうと思えてくる。
ただ、バキ道の5ちゃんねる企画を見ていると雑談の中心になりたい人が反応してもらいたいという心持ちで行動しているというのを見て、見てる人達の中にある機械的なスイッチを単語が押しているのだろうと感じている。

2024.02.03 / Category : 小噺

ヒュッ

有楽町まで買い物に出かける。
田舎に住んでいる人にも分かるような説明を試みると、銀座という場所は街自体がでかい青空ショッピングモールみたいな感じになっている。
思ったよりもこんな形で都内の街が形成されているのはあまり思い浮かばない。

新宿や渋谷を買い物の場所というのは思うこともあるけれど、昔のような空気感ではなくなったから街を歩き回る感じがあまりない。特定の場所に行ってイベントをこなすような感じになっている。

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2024年の年明けの東京都は旧正月前だけではない、外国人旅行者があちらこちらに闊歩しているのを見かける。
マスクもしていない人が殆だし、手指のアルコール消毒をしている人も殆ど居ない。

有楽町と新橋の間に山手線のガード下を通る、おしゃれな感じの通りがあった。オクロジという。
2K540みたいな感じだったが、なんだか日曜日の昼間だとうら寂しい感じだった。またトイレも店舗利用者にしか貸出ししないなど、気軽に商店街を渡り歩く感じではないのも一つ理由があるかもしれない。

日曜の新橋を歩いていると、平日以上にゆっくりできる場所が無い。
散歩が得意な人間ではないので、目的がないまま歩くと不安な気持ちが強くなっていき、帰りたくなる。昼めしを食いたいと思っても飯屋が限られているせいで14時を過ぎても狭い店にたくさんの人で賑わっていた。ゆっくり出来ないと思って他の店を探しても場末の酒場しかなく、酒を飲みたい気分で無いから尚更色々な場所を歩き回る。でも見つからない。

痺れを切らして逃げ込むように御徒町に移動しても、更に混雑している状況に唖然とする。
ここで負けてはダメだと普段は行列も無い店天下一品に並び、食べて帰る。
気疲れして昼寝する。

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「他人が幸せに見えたら深夜の松屋で牛丼を食え」という本が出てたので読んで見たが、昔の2ちゃんねるの非モテ男性の発言でよく見た内容が多かった。
当時発言していた人も大体同じだったりするのだろう。
スマホでKindleを読むようにしても思ったよりも読みづらい。豆本を読んでいるような感じで文字が頭に入ってきづらい。文字は綺麗に表示されても文章が細切れになって単語単位でしか頭の中に入って来ない感じが嫌になってくる。
かと言って仕事都合で購入したiPadProを持ち歩くのも面倒くさい。電車や空き時間にバッグから取り出して使うような大きさではないからだ。
iPad Miniを買おうか悩むのに34回目に入った。

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2024.01.15 / Category : 小噺

Mac book Airを買わなかった記録

MacBookAirの15インチが年始セールで良いなあとか思っていたが、買うのを止めた。

windows野郎なのにMacをまた買おうと思ったのも翻訳周りの環境を整えようと考えていたからだ。しっかりした辞書を引きながら言語感覚を自分で鍛えていくのが良いと11月末ぐらいに発起していた。
で16インチノートがあると思ってMacbookProの値段を見たら40万からというのにビビって、そこから色々と日和った。なんだか分からない感覚だけど25万だったら買っていたと思う。

色々と考えて、2015年に買ったのに使い込んでいないMacbookで行けるところまで行くという結論になった。そもそもどこの壁にぶつかっているのも分からない状態なら大金で殴る相手も居ないので、金を使う理由にはならない、という結論となった。
救いがあるとしたら、10年近く前のMacbookでは、まだYoutubeの動画再生などはながら見ぐらいなら問題ないし、Montereyでもまだ動作は出来ている。
動画編集なんかはやるつもりもないので、今後何かのアプリを導入するとかの話でなければ全然問題がない。

そこから容量やらメモリの勘案しても問題ないし、現時点ではまだそこまでの体重を乗せての仕事として成立していない。
金をかける分だけ、物書堂の辞書を充実させるほうがずっと良いと思うと20万近くを辞書に金をかける必要があるのか? みたいな冷静に気持ちになる。

ということで、少しずつmac環境の活用を始めた。

2024.01.13 / Category : 小噺

2023年のキーボード評価

今年比較できるほど全然買わなかった。

個人的な心の移り変わりとしてハンダ派になった。
ホットスワップは便利だが反応しない、チャタリングや組み立ての品質に影響する範囲がとても大きすぎる。なので、気軽にやるのではなくて慎重に組み直さないと面倒な事になるしTTC系のスイッチの大半はピンが細すぎて反応しないことが多発する。具体的にはPinkGoldとかは非常に惜しい存在という最終評価になった。

あと、金属筐体については完全に否定派となってしまった。
触り心地が痛いというのと、冬になると冷たくなってくるのが苦痛になってしまった。プラスチックなどはこのようなことがないから金属が体に触れないようにするのも大事だと感じた。


作ったもの、オーダーしたもの

Cannon keys Brutal v2 1800
キーボードの設計として1800タイプを好んでいる人だったら、Odinなどと比べてもオーソドックスなのでとても良いだろうと思う。
というかAi03氏の設計がFilco Majesticを使用しているユーザだと気持ち良く移行できるように設計している事が多い。
あとはノートパソコンの配列がベストな人だとそれが良いのだということも理解できるようになった。15インチのThinkpadとかそういうテンキー付きのタイプの奴だ。
この辺りは好みになっているので、ノートPCの配列が最高だと思う人には傑作になると思う。テンキーレス派にとっては試練だった。

KBDfans Pluto WKL
ファンクションキーレスかつ、初めてのWinkeyLessを買ってみた。
が、右altをWindowsにしたりと配置自体に精神的な負担が少ない事が判明した無くてもそんなに影響は無いというのは分かった。一方でメリットもそんなに無い。
Winキーも活用している暮らしなので特に自分の人生の中に大きな影響とまでは行かなかった。このモデルはホットスワップ基板やらOリングなどの組み合わせなのか知らないがとても組み立てに苦労した。結局トップマウントにしたがOリングのマウントでケースが閉じられなくなる問題に遭遇して面倒くさくなった。過去にKBD8Xをoリング化した時にはそんな難しい事は無かったけれど、こちらはキー反応が悪くなったり誤作動したりと複数の組み立て不良による問題に頭を悩ませてしまった。
タイプフィーリングとしては、Fキー無しのテンキーレス配列というのは個人的に優先したいキーが期待する配置のままになっているので、満足度は高かった。
金属ケースは小さいサイズなのに重い、というの特徴に対してはマイナスだった。
正直、これだったらTigerLiteのポリカーボネートのケースにてこのキー配列のバージョンを作ってくれたら今年一番の評価になったかもしれない。

Azeron Cyborg
リラックスした手の形とは一体何なのだろう?という考えに入って、結論からこの形だと自分に取って最高のデバイスとして分かり合えないなと思った。
具体的にはキー配置なんかよりも柔軟に、かなり細かく手の形に合わせた調整が出来るようになる。だが、使ってみるとストレスフルなデバイスだと発覚した。
というのも若干の遊びがあって手にかなりフィットするようになっているのが駄目だったのだ。キーボードだとこまめに手や手首を動かして操作することが多い。
手首を固定すると、手の甲の腱をたくさん動かすことになる。すぐに腱鞘炎に近い手の痛みを覚えたのだ。
あまり意識したことははないけれど、1日タイピング仕事を平気でこなせるが、Cyborgだと30分で痛みの限界だった。また、手の形を変えようとすると何かのキーにぶつかったりして、意識しているのと違う操作がとにかく多くなってしまう。
てをこまめに動かせるようになっているのが多分良いのだと思う。
最初、親指のアナログポインティングデバイスをwasdにしたら良いかと思ったが、手自体を意識しない程度に強く広げるような構造になってしまっていたりと手に力が入るようになってしまい、痺れてくるので使わないようになってしまった。


スイッチについて

スイッチは今年、Vertex V1がベストと判断した。色々と買ってみて、すんなり馴染んだ重さだった。
次に、Chaosera Klein Linear。個人的にはGateron黄色とかが好きな人向けだろうな硬さだ。

スタビライザーは今年になってTX stabilizerを使い始めたが、安定性は確かにとても良い。Durock v2と、EQUALZ名義のものは完全に過去のものとなった。
あと、Tribosys 3204ぐらいがスタビライザーに使った方が個人的に気持ちが良い。Krytox xht-bdzは相当薄く塗らないと、抵抗が大きくなって非常に使いづらい感覚になる。具体的にはスイッチの戻りが緩慢になる。隙間に全部詰め込んでガタツキを無くそうとするならその重さにびっくりするし、使いづらくなるので良くないことだらけだ。
40gのスイッチが好きだという自分の好みからすると使う用途が全然ない。65g以上のスイッチを普段遣いしている人なら、いい選択肢になるとは思う。

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何を普段づかいしていたのか

キーボードとして2023年は何を使っていたのか、というと散々組んでおいて、「PCMK TKL + vertex V1 + ePBT WoB」という組み合わせだった。
PBTfansのキーキャップも素敵だし、品質が非常に高いけれど、PBTの硬さや直線的な感じが撫で打ちをしていると痛みになってくるので、指には良くないと感じるようになった。
一方、ABSは品質の問題が取りざたされるけれども、指にふれる表面が梨地処理だとそんなに目に見えてテカテカになることが無い。半年でFilcoのmajestouchキーキャップを剥がしてテカテカにしていたけれど、ePBTやらGMKならそういう摩耗に対してはある程度許容できるようになった。それよりかは柔らかいシルエットが指への負担がそれほど高くないので、GMKもeBPTもどっちも素晴らしい、と良いところに気付けてきた。


2024年に出てくると買うかもしれないもの

ひらがな刻印されたGMKのキーキャップ。JISはタイミング的に買えなかったが、英語配列で「ろ」のキーがR1にあれば、買いたい。あとKBD 8x MK3に装着するので暗めの灰色系が出てきたら購入したい。
MTNUもいい感じのものがほしい。何がほしいのか具体的になっていない。

2024.01.13 / Category : 小噺

2023年に買って良かった物

統括。

置き配用ステッカー
玄関のドアに貼ってからは、特別なもので無い限りはほぼ自動的に置き配になるので面倒くさいFedexやらUPSなどでも基本置いて行ってくれた。非常にQoLが上がったアイテム。
対面での配達が指定されているものに限っては効果がない。

Brewdog IPA Punk
今年後半はこればっかり呑んでいた。東北泉も買ったりしたのだけれど、こっちの方がずっと飲める味わいだったのでずっと買い続けていた。
他のフレーバーについては色々と試しているが、それほどでも無いという感想がメイン。好みの問題。
スムージーエールを好んで啜っていたのを考えると甘いビールのほうが好きというのがわかった。ヒューガルデンロゼとか。

電動エアダスター
サンワサプライのものを買ったが、部屋のホコリを玄関から吹き飛ばす時に重宝した。
今の住まいはリビングが掃き出し窓ではないから、うまく外にホコリを吹き飛ばせない。しかし、これを延々と部屋の中で振り回していると空中を舞ったホコリが玄関から飛んでいくので比較的清浄さをキープ出来ているようになった。

レンジ蒸し器
夏にとうもろこしとかサツマイモをレンジで温めて食っていたが、夏の台所に立たなくて済むという恩恵を受けれたのがとても良い。
レンジ鍋も買ったが、オートミール雑炊を何度も失敗して爆発させているので、こちらはもっとうまく使いこなしたい。

メレルのウォーキングシューズ
使い始めは窮屈と感じたがすぐに馴染んで足の甲で履く、という感覚が初めて覚えた。甲の部分をしっかり快適にしていると靴ずれが起きないのか、というのも分かった。
紐靴というのは難易度が高いのだな、というのも分かった。ただし1年も立たずに靴の形が弱まってくるので、定期的に買い替えないとすぐにボロボロになってしまう。

おろし金型の角質リムーバー
カミソリ型のリムーバーで怪我したため、こちらを買ったが大正解だった。流血は無いし少しずつ削れるので痛みなども全くない。
気をつけることとしてはヤスリなどで踵を仕上げないと、靴下をすり下ろす踵になる。それで2足ぐらいダメにした。

二酸化炭素濃度測定器
今頃、というようなものだけど部屋の状態を見るために買ってみた。コロナ禍の時だから流行ったようにしか思えない。窓を開けて換気するというのが普通ではない、のも知った。
普通に生活している分、そこらから冷気が漂ってくるようななので安普請で二酸化炭素濃度が1000を超えることは無いが、コンロの火を使った時に即座に1200を超えたりしてそこそこ反応していた。

Avalon Organicsのシャンプー。
iherbで買ってるが皮脂や整髪料をしっかり落としてくれるのでとても重宝した。
iherbで売ってるシャンプーの殆どが洗い流しても延々とヌルヌルするものが多く、挫折することが多かったがこれは当たりだった。

malo17のボディソープ。
ベルガモットの香りで洗う時の液自体がサラッと伸びる。しつこく肌に残る感じではないので具合が良い。油落ちはそこそこ。

Ankerのスマホ用ドッキングステーション
PD充電、HDMI、USB type-Aが付いたタイプをものを購入し、いつでもモニター出力はできるようにした。
元々は帰省中に実家のテレビでスマホを使ってYoutubeを見られたなあと思って買ったものだ。
便利だったが、そもそもテレビにつなぐようなことも少ないし、だったらタブレットを持ち歩けばいいじゃないかという葛藤で色々と揉めている。

ダメだったもの

Braun io7
もとは3000円の電動ブラシを数年使っていたのだが、電池がだめになったのをきっかけに買って使ったがすぐやめた。
猛烈な回転で、速攻で知覚過敏に陥った。そのため今は封印している。かなり力が強い。

東山魁夷のカレンダー
絵が小さぎるものを買ってしまった。何か予定を記入できるような使い勝手でもなかった。鑑賞するどころでは無いし、使えないしのどっちつかずの代物だった。

HyperICE
ちょうど必要以上に大きくて力が強すぎた。中華製のちょっと小さいほうが取り回しがいいというのも知る。


欲しいもの・手ぬぐい額
ポスター的なものを飾りたいけれど移り気な自分にはポスター貼り続けるというのは、自分と飽きとの戦いになってくるため、季節を愛でるような手ぬぐい集めを趣味にしたい。
欲しくなったのも近所の店がきっかけで、毎月おしゃれな絵手ぬぐいを飾っていて、綺麗だなあと思ったのだ。4月には上空から境内を真下に見下ろした桜道の柄や、7月になると花火の柄に変わったりする。

欲しいもの・買い替えで電子レンジ
ガラステーブルのものを使っているので、フラットテーブルのものに買い替えたら良さそうだと思いつつ、今のレンジを古道具屋の閉店セールの時に2000円で買ってしまったため、どれを買おうが高いという感じになってしまっている。それに電子レンジだけでなくて、容量が大きいものを買いたくてもオーブンとか要らない機能が確実にくっついてくるので、それもまた難儀している。壊れたりガラステーブルが割れるまで使い続けるしか無い。

欲しいもの・光デジタル出力付きCDプレーヤー。
CDを聞ける環境を失ってしまったため、ヤフオクとかで調達したい。

2024.01.03 / Category : 小噺

2023大晦日

恒例の年末詣。
なんとも頭が冴えない状態で大晦日がやってきた。出かけようとすると頭の中を支配している面倒くささが自分の理性に向かって突然襲いかかってくる。なんとか「心の」当て身投げで部屋の端に投げ飛ばしてから外に出かける。
駅に向かう途中で、今日死んだとしか思えない新鮮なセミの死骸を見つけた。

1年間、懐に入れていたお守りも返納することも電車に乗ってから忘れたことに気がつく。頭のすっきり具合が寝起きから切り替わらない。
運動するとシャキッとするかもしれない。

贔屓の神社にお礼をしてから、ふだを返納する。そしてそのまま明治神宮に向かう。山手線に乗ると池袋駅で大量に人が降りていく。なんとなく「降りたやつ全員、さいたまに行くのか」というよく分からない思い込みが出てくる。◯◯駅みたいな具体的な名前ではなく、さいたまという抽象的な地名に群衆が向かっていく絵だけが頭の中に出来ていく。寝ぼけている。

明治神宮では大量の鳥がつがいを求めて騒がしく鳴いていた。東京の中心地なのだけど匂いが森だ。細かい砂利を踏みしめて本殿へ進み、礼をする。

時計を見るとまだ昼過ぎ。歩いてそのまま千駄ヶ谷のホープ軒に向かう。
昔、浪人生の時に食べていた津田沼のラーメン屋で「元気一杯」という背脂ラーメンの店のようなのを食べたくなったからだ。この店はとっくに無くなっている。10年近く前に閉業直前の稲毛店に行って、頭の中の味との違いにショックを受けて立ち直れていなかった。ホープ軒のカップ麺を食べてもしかして、と思ったのだ。
味としては記憶とは違うが、ここで新しい記憶が作れるのならそれは素敵なことだな、と感心した。手早くサービスを受けながら活気のあるところで食べるラーメンは美味しい。ある程度歩いて腹を空かせていたから尚更美味しく感じる。
ただし、東京の下町から電車を乗り継いで行くのは骨が折れるから多分、次に来れるのは数年後かもしれない。

そのまま秋葉原へPCパーツの買い出しへ。
Antec P20Cの実機を見たら思った以上に良いぞ、と思ったがPCケースが何個も転がっている手前、もう買えない状態であることを思い出して諦めた。
中国語と韓国語の怒号とも思えるような会話が秋葉原の狭い路地にすらひっきりなしに聞こえてくる。コロナ前の爆買いツアー隆盛時の時の時代に戻ったようだ。アラブ系の家族連れもいて、色々な国の人がこの地にたくさん来ている。

以下に帰って買ってきたケースファンを交換する。騒音が半分以下になったような気分だ。
ケースファンは1年単位で交換したほうがやっぱり良いなと噛みしめる。

夜過ぎになって立石の倖佳に行く。大晦日限定のラーメンを年越しラーメンとして食う。1日2杯も食っているがレアケースだ。鶏白湯と豚骨を煮込んだスープがザラザラして、遠くに天下一品を感じる。
ここでは何を食っても旨いので、心配になっている。今でも飽きたら怖いという理由で最高でも月2回までと決めているのだ。
ティッシュで拭っても唇に残るコラーゲンを感じながら、最高の気分で夜の立石を自転車で駆け巡る。

北口商店街は完全に気持ちの悪い町並みになっていて、夜にあまり通りたくない状態になっている。ヨーカドーの向かいにある地下道がくぐれるようになったが、その先の店がすべて無くなったために何の期待もない虚しい道となった。
仲見世通りはいくつかの店だけを残して大体の店は閉めていた。年末の空気になっている。

新年になっていく覚悟がまだ出来ていない。

2023.12.31 / Category : 小噺
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