出先で立ち仕事。
飲食店で値段に見合わない味でしょんぼりするのが予測できてしまい、つつましくも自分を鼓舞するような弁当をチョイス。
出先は数年先までは暗雲が立ち込める装いがそこらで見えている。
永遠のビハインドゲームで、何も学んでない本陣。
チェルノブイリのドラマに出てきたセリフ、「本当に危険なのは真実を見誤ることじゃない。嘘を聞き過ぎて真実を完全に見失うことだ。」という言葉がのしかかっている。
真実を把握していて、最後の最後まで拒否するならまだ良い。見ることすら否定するどころか、知らないまま、事に対して隠蔽し、存在も受け入れない。
自分にとって残念なのは、その人間が去らない限りは社会が変わることがない、という治験しか持っていない。
小さい村社会が出来ていくのは、ひとつでも理念が違うと抹消する文化があるからかもしれない。
己を変えようとしない人間がいるから、救世主を求める考えが出てくるのだろう。
「とりあえず景気づけに叩き潰す」という選択は手放さない。
色々と先手を取りに行くような情報交換をして陣営を組んでいくが、負け戦、消耗戦を何度すればいいのやら。
足のむくみと火照りに痛みを覚え、ベッドに転がり呻く。