仕事終わり

仕事で使っているThinkpad x240が年内の最終営業日と同時に壊れてしまったため、メンテナンスに取り掛かる。

休暇前に確認していた時はストレージが無いと警告していたので、適当なSSDをAmazonで買う。
SSDを替えてみたら、電源のLEDは付くけれど画面は映らない。
色々と調査してみたらマザーボードのヒューズが飛んでいたようだ。すぐに治せるレベルではなくなってしまったため、お蔵入りになってしまった。

こういうのは野生の勘になるけれど、マザーボードの死期が近いような気がする。元々3年ぐらい使ってはいたけれど、中古で買ってきたヤツだ。すぐに何かが異常になったら、供養に出すことを考えよう。
逆にタイミングよく壊れたのも何かの形代として受け止めてくれたのかも知れない。


30日に秋葉原をそぞろ歩いていたが、やることのほとんどが秋葉原でなくても良い、という理由になってしまってびっくりするほどテンションが落ちた状態で帰宅した。以下簡単に。

・Galaxy S21かS20の白ロムを買おうとした。ブラック系の個体を探したがネットワーク制限がある代物しかなかった。帰ってから色々と調べたらAhamoで新品に変えられるということを知る。
・ヨドバシでタロットカードでも買おうと思ったが、気に入ったものが無かった。

そもそもタロットカードをどうして買おうかと思っていたのは、鬼越トマホークのYouTube番組を見てたからだ。最初は単に「新しくスタッフに入ってきた女の子は結構当たるなあ」という感覚で見ていて色々と調べてみたら、Destiny2っぽい要素が結構入っていることが分かって、興味が湧いてきたからだ。

Destiny2で出てきた、「コインの3」がタロットから来たものだとは思わなかった。
この名前を見ても日本語的には「3つのコイン」じゃないの???という感じで、引っかかっていたのだ。それにかなり翻訳に対して結構誤訳というかニュアンスが正しく伝えられていないものが多数あるので、それの一つかと思っていた。
それはそうだと今でも思っているが、まさか元々はタロットカードとつながっている事は知らなかった。

ゲーム内でも「高度に発展した技術は魔法と変わらない」ということでハイブという種族を説明している通り、今の世界で魔法とかオカルトを利用して逆にテクノロジーとして肉付けしていくのがDestinyの世界観だったりするので、伝承はこういうものから読んでいくと面白そうと、ファンタジーに没頭している。

実際のタロットのカードデザインを見てもかなり濃い絵柄が多かった。エロでもゴシックでもおどろおどろしいものが多く、今っぽいやつが出たらそれを買おうかと思ったぐらいだ。
自分が買ったデザインはこれだ。かわいいのと、落ち着いた雰囲気だったので選んだ。
https://abigaillarson.com/dark-wood-tarot/

他の人になにかする訳でもないのでエロ系でも買おうと思ったら、ほぼクラシックな価値観でかつ重いものばかりだったので、見ててしんどくなってしまった。
そういう意味だとエロに対する表現は本当に進化を続けていて凄いなと関心してしまう。

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Instagramでも上げたが大晦日に最寄りの神社と明治神宮へ御礼参りに行ってきた。
自分の父親は、「新年早々、自分勝手な要求を相手の家にまで乗り込んで言うのは、人としてどうなんだ? しかも徒党を組んだり、なんとなくで行ってる時点で相手に対して敬意を持っているのか?」と、初詣については間を置いて、年末になると家族も連れず個人的にお参りをしていた。そこそこ大きい寺の僧侶の本などを読んで仏教やら色々と私学で勉強をしていたので自分もそれを引き継いで、勝手に大晦日になったらお参りをするようになった。確かに新年に願いを押し付けておいて、節目節目に神仏を妬むような人生とは少し距離を置いて、色々とあったけれど自分で報告するというのは精神的に、気持ちが良い。
歳を取ると、感謝すらも敬意も忘れた悪辣な連中に近づいていくため、人として何かを失いながら生きている気持ちになる。そういう人生の重ね方をする時に、僅かでも心の支えになる場面があるだけでも自分が救われている気持ちになる。

次はもっと良い1年になりますように。

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2021.12.31 / Category : 小噺

山男の歌

リズム感が自分の中で全然合わなくて具合が悪い。
歌い出しが裏拍なのか変拍子のように聞こえて、2拍の曲だから頭なのは分かっているけれど、不思議な気持ちになる。

村下孝蔵の音楽を聞く。村上保のイラストと相まって世界が子供の時に聞いていた音楽のフォーマットとして成立していたのを思い出す。
自分の作曲活動のルーツみたいなものにもあるんだなあとは思う。扉絵というかアートワークに対する想いとか。

ロマンスカーという曲を聞いて、喜多見か町田辺りの駅近の貧乏暮らしを続けてしまったカップルというストーリーをイメージしてしまった。
金がないのが本当の理由なのに、言葉足らずでギスギスした言葉遣いで世界が満たされてるような生活をイメージする。金も無いのに温泉に行きたいとか、道具もないのにスノボ旅行に憧れたり。家族になるために必要なものがないだらけの恋人たちの話。
アパートに二人で閉じ籠もるのに耐えられなくて、線路沿いのファミレスに逃げ込む。場所を変えても何も変えられていないことに心を締め付けられていく。メニューに悩んでるふりして、何かから開放されたいと念仏のように唱え続ける。
2022年に詩情は全然違うものになっているから、むしろ別世界にしか見えないものなんだろう。

89年とかプリンセスプリンセスが台頭していた時期だから世界は全然噛み合ってなかったと思う。世界でいちばん熱い夏とかリリースされてて、希望が世界を魅了していた時だから、その時は希望に飢えていた事に気付かされたんだと思う。


歌謡曲も今からしてみると、色々と感じるものがある。
社会に放り出されてから、金が無いことを突きつけられ、異性からは容姿に対して突きつけられて、攻撃的な人間から権力などありとあらゆるものを突きつけられて、自分が弱い事を知っていると共感する音楽も変わってくるし、子供の頃の性格とは全く違うものに変わっていると自覚する。

この中にある「貧困はいくらでも愛を邪魔する」という言葉は強烈だよなと思うけれど、これぐらい貧困は厚かましい。この表現にかなり心を打たれている。

愛というか、なにかをやり遂げたいとかモチベーション以前に生きていくすら邪魔してくる。そこからダメージを受けて、みんな化け物になるための蛹になっていくのだろうかと思った。

2021.12.29 / Category : 小噺

2021年のキーボードスイッチレビュー

今年買ってきたスイッチ類の感想をまとめる。
自己紹介。赤軸派。タクタイルは好きでない。

Everglide HoneyWaxYellow (蜜腊黄)
結局、このスイッチが今年のずっとメインスイッチとなった。
これにLubeとFilmをするだけで最も長く使うスイッチに君臨した。もっともさわり心地が良くて、音も良い赤軸相当になった。黄色なのだけど。
Cherryの色設定とつながらないが、赤軸っぽいもので最も良い。
残念ながら、KBDFansでもEverGlide製品を扱うkprepublicでもこれだけ扱ってない変則的な扱いになっている。
おそらくはDurock L1なのかと思うのだけれどいまだ確認出来ていない。

Jwick Red switch
職場のキーボードはこれがメインになった。
職場に持ち込んでいるキーボードのスイッチはそれまでずっと赤軸だったので、それじゃないと嫌だけれど流石にCherry赤軸はもう選ぶ理由にならないと思ってこれにした。
元々discordでも謎に安い情報があり、Everglideの江小紅と同様のブランドとしてリリースしたので、それなのだろうと思っている。
ルブも最初から問題を感じないようにしているので、そのまま使うなら全然良いと思ったのが特徴だ。
高額かつマイナーなものをギャンブルで買うぐらいならまずこれを勧めるぐらい、ベーシックなスイッチしてはおすすめになった。

C3 Equalz tangerine
そこそこ良かったけれど、最終的に使う候補にならなかった。
これについては、スイッチとしてはおそらく「62gにしては55gぐらいに軽快で、とても内部的に製造の出来が良い」というような感想だから評判が良いという認識でいる。
というのも他の62gと銘打ったスイッチを買うものの、これよりも重いと感じるからだ。
滑らかさについては、蜜腊黄同等で滑らかでいい音だった。しかし、LED系のものがあると全部赤色にしか見えなくなる。LEDを使わないものなら全然問題ないが、そういう見た目的にネガティブな影響を出すという事は思っても見なかったのでクリア系のケースは透明以外は敬遠するべき、という指標を持った。

C3 Equalz BananaSplit
音については、最高峰だとは思ったが実際は使わなかった。動画などで紹介されているようなかなり高級なスイッチの音、という提示は出来たと思う。
ただしスイッチについては、63.5gと赤軸よりも黒軸のフィーリングにかなり近いものになっている。バネを入れ替えようとしたがそれもあまり価値のない行為と思ってそのままにしている。
1時間で手が痛くなるというのはかなりマイナスだった。自分でも軽いバネじゃないとダメというのが分かり、ここからバネについてはかなり慎重になってきた。
本当にならFierce Girlを買った方が良いのかもしれないが、蜜腊黄を蹴ってまで冒険しようという魅力は無かったというのが結論。

DUROCK Full POM
こちらは音はさておき、滑らかさでは今の最高峰というのが提示されたものだと思う。
こちらも結局63.5と重めのバネになっていて、これ以上の軽いバリエーションが作られていないのでそういう意味では実験的。どちらかというと黒軸派のためのものだった。
一度、バネを交換しようと思ったが、昨今の物流や生産状況から、バネ自体を調達するのが億劫になってしまったので、これも追求としてなにかをすることはなくなってしまった。

Everglide WaterKing
今年のワースト。最初のバッチを取りに行った人柱になってしまった。
スイッチの9割が押しても戻りが悪いし、ぐちゅぐちゅとした音が鳴る。蓋を開けたら鼻くそみたいな硬いグリスが塗られていて潤滑の意味とは、と考えるほどだった。
37gのものを買ったけれど、とてもそんなものとも思えない重さでクソを掴まされたという感想しか無い。その後3ヶ月ぐらいの次のバッチで37g自体の存在は消されてるしDiscordが盛り上がっていたのでふて寝をして、何も買わなかったという記憶に塗り替えた。
単なる偽物ではなくて本物のクソ、ということでは今年はかなり大きなトラウマが出来た。
今のバージョンを買ったらいい出来のものが来るのだとは思う。

Everglide Sakura Pink
これは位置づけはGateron白軸に相当するもので、そもそもGateronの白軸自体、逆に軽すぎて手が痛くなるという状態がわかってしまったため、使わなくなってしまった。
ある程度高級なフィーリングになれるのが良かったので、実験的に作った60%キーボードの素材として活用した。DSA系のキーキャップならある程度は重くなれるからそういうので調整すれば良いかもしれない。

TTC GoldPink
元気の良い赤軸。押したときの跳ね返りについては今までのスイッチに無い強さを感じたので不思議に思う。
ただし工場でもルブしてるのにカサつく音が強く、ずっとシャリシャリとした感じが不満に思ってしまった。他にもTTC Speedなども買ったけれど、シャリシャリとしたルブについては滑らかさが全くなく、自分でやらないと良いものにはならない感じだった。

TTC Speed Switch
GoldPinkに近いがこちらは、黒軸寄りの重みがあった。基本スピードタイプは入力ミスを防ぐために重めにするという通例があって、これも同様に重めになっている。なので使っているとじんわりと疲れて来るため、思ったよりも体に負担を掛けているということが分かってしまったため、辞めた。バネの感覚はGoldPink同様に元気な感じがあるので癖になる。

Kailh Pro Box RED
今年初頭に買ったけれど、今からするとずっと古いものなのだなと思ってしまった。
重さは不満は無かったが、シャリシャリ音もひどく、軸ブレも大きく、前時代的な作りだと感じてしまった。
去年はそういうのに気づかずに選んでいて、Cherryの赤軸同様にいい感じだと思っていたが、もう色々なスイッチを知ってからは使えなくなってしまった。

Kailh Pro burgundy
一昨年ぐらいの最高峰だと思ったけれど、今になったらKailh Pro Box REDよりちょっと上、ぐらいの位置付け。
滑らかだけれど、軸ブレもそこそこあって、そういう意味では一つ世代は前のままという感じだ。さらにはJwickの赤軸という今までのリニア軸のある程度のモデルを淘汰できる存在が出来てしまったので、これをあえて買うというのは無くなってしまった。

2021.12.27 / Category : 小噺

Endless-80

ようやく届いたEndless-80を組み立てることが出来た。
内訳は以下の通り。

・Endless-80 (Yellow) + FR4 plate
・Mekanisk : ultramarine stabirizer v2
・Switch : Momoka Frog
・Keycaps : EnjoyPBT ABS dolch black yellow

最初はMomokaのスイッチだったのでTTCのようにhotswapと相性が悪いのかと思ったが接触不良はなく一発でキレイに認識してくれた。
結構Jwickの赤軸のような甲高い音なので、これは好みだよなあと思っている。個人的にはサイコロがカチカチとぶつかるような音の方が好みなので、今回はどちらかというと若干の安いプラスチック感を感じる。
今回始めてトータルでコーディネートが出来たのが嬉しい。黄色というと色々とパーツをあわせるのでも大変だが、思った以上にしっかり出来たので満足度が高い。

スイッチでは、Gateronの pre-lubed系のスイッチが思った以上に感触が良かった。jwickのスイッチ近い滑らかさなので、自分での塗布にこだわりが無ければ全然アレで良いと思った。
というかGateron pro系にも初めて触ってみたが軸のブレにさえ目をつぶればかなり滑らかな感じだった。
Frogについては、自分がWaterKingに求めていたものがすべて実装された感じだ。5pinがあればいいのにとも思う。

今年後半からはBoxタイプがかなり登場してきたし、ブレに対しての改善が全然違うレベルで進化した年だった。
Kailh Box Redなんかは数年前から出ているけれど、今年出てきたスイッチとは全然違ってぐらつき大きい。
音に対してもかなり変わってきたのが今年の印象だ。来年はバネの進化もあるかと思うけれど2ステージ系のものを触っても妙なタクタイル感が出てくるから、リニアにはあまり勧められないというのもAkko Vintage whiteで学んだ。

以外なこととしては、7uスペースバーのキーボードを初めて作ったが、思った以上にスペースバーの右側はシンプルでも良いなと思った。
FnとMenuとCtrlがあれば十分だということがわかった。そういうのが省スペース型フルキーボードになっていることもよくわかった。
ただし、スペースバーの音はかなり安っぽくなってしまうのでフォームなどで埋め込んで置かないとアンバランスに感じてしまう。

あと、思ってもなかったこととしては、nkroに全然対応してない。viaで登録はしたけれど全然そういうのには対応していなかった。
これは少し残念に感じてしまった。

キーキャップについては全員がGMKに狂わされているのだが、個人的には他の言語のキーキャップが欲しい。
kpreblicの著作権無法地帯を見ていると、趣味性が全く無い各言語のキーキャップはあるのだが、他の言語は全くと言っていいほど見ない。日本語はあるけれども個人的にテンションが上がらない。
韓国語、タイ語、ロシア語あたりが欲しいのだけど、しっかりとデザインされたものはとっくにGBなどで終わってる。特にGMKのペレストロイカとかも良かったのに今ではソレ系に通じるものが存在しない。
AliExpressも見てみるが、Ctrlあたりのキーとかを見るとテンプレ通りのアレでがっかりとしてしまう。

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遊舎工房でスタビライザーとキーキャップを購入してきたのだが、上野がコロナの前のような混雑ぶりで、パンデミックがまた起きそうな気配だった。
歩行器を使っているような人も混雑している所に来ているので、思った以上にもう終わった物だと思いこんでいるように賑わっている。
かなり心配。今まで通りに最低限のお出かけに絞る。

2021.12.27 / Category : 小噺

2021年関連 / 聞いた音楽、ベストバイ

最近はネットのいろんな場所を見てると、酔っぱらいの会話に近いことに気がつく。
了見の狭い、決めつけの会話などはここ1年増えてきて、配慮や言葉が足りずに起きる舌禍とはまた別の喧嘩の種が撒かれているようだ。
会話の趣旨をずらす、または理解が追いつかずずれてるのはよくある場面だったが、みんな等しく追いかけずに本能で動いているように見えている。
酔ってない、ということは酒が悪いのではなく呑んでなくてもその程度だと露呈しているのは今年になってから特に見えた傾向なのかと思う。

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多分、一番聞いていたのは、Bring Me The Horizon / Kingslayer ft. BABYMETAL
BMTHを知ったのも、Nik NocturnalではなくてMick GordonのTwitterからでParasite Eveのプロモーションからだった。
ここからBabyMetalも色々と聞いてみて、自分の好きなものとはまた違う魅力なので、ここは別世界とは思った。
[youtube]https://www.youtube.com/watch?v=fKyXvNkGQKc[/youtube]

Eskimo Callboyも最初は違う世界なのかなと思ったけれど、全体的なバランス取りが凄い良いと感じていた。
今年はメタルコアと呼ばれてるジャンルを聞いてることが多い。
サウンドなどから破滅とかホラーがメインになるけれど、それよりも明るいテーマというか平和とか馬鹿馬鹿しくて聞いてて疲れない。
レイヴサウンドだと明るい曲調が好きなので、それが更に好きになった理由でもある。
[youtube]https://www.youtube.com/watch?v=D1NdGBldg3w[/youtube]

メタルコアだけど、最も叙情的な曲でこれも聞いていた。
映像はホラーだけど、物悲しいメロディと一緒に聞くとホラーを超越するのが良い。
[youtube]https://www.youtube.com/watch?v=yht0WDdzGJM[/youtube]

楽器がベースとドラムだけというのに驚いた。
[youtube]https://www.youtube.com/watch?v=QMRgPjdGI6U[/youtube]

キーボードで色々買って、結局の所は何が良いのかという結論は出ていないがだいぶ良いものとそうでないものの違いが分かるようになった。

2021年に買ったキーボードでベストだったのは、PulsarのPCMK TKL(ANSI)だった。
使っている軸はEverglide Honeywax Yellow(多分 Durock L1と同じ?)で、キーキャップはIFkの808-boomだ。
全体的に安い作りなのは仕方ない。プレート方式でもないし、ガスケット方式でもない。スタビライザーもネジで固定できない。
底面にゴムスポンジを敷いてデッドニング加工を施すだけでずっと高級感が増す。
似たようなキーボードだとGloriusのTKLが一番近いが、3pinだったり、改造のやりようがないほどチープだったりする。なのでどうせ買うならばこっちだ。

時点では、VarmiloのEC2 Sakura。Varmiloのスイッチはサッサとスイッチ単体で売った方が馬鹿売れするんじゃないかと思う。
スイッチは Kailhっぽいけれど全然カサカサと音がない。リニアとしては正直今の所は影のトップ3ぐらいには入るんじゃないかと思っている。Gateron clearを買うよりもEC2 Daisyの方がずっと使い心地は良いし、バターというよりもシルクっぽい滑らかさを感じる。
ただし、USB type miniBだったりLEDが白だったりと思ったよりもPCBの設計が古い。そして、キーを打つと本体自体が共鳴して、安っぽい音になるのが悪い。
底面にゴムスポンジは敷けずプレートに貼ったところだいぶ改善したけれどそれでも全体的な安さは拭えない。とても残念。

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日常品なら、衣料洗剤のアタックがベストバイだった。洗濯というよりも詰め替えキットが良かった。
使い終わった洗剤に、詰替えキットを袋ごと入れて上の部分だけ開けるというのが清潔だし手も汚さないしで、詰め替えに対して望むことを叶えた最強のデザインだと思った。
というかこれを知らずにアリエールをずっと使っていたが、スプーンの同梱をやめるということでスプーン付きの洗剤を買い替えたら見事にそのまま使い続けている状態になった。これは商売としては強いし感動した。

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山田照明のZ-80PROII。
業務用のデスクランプが欲しかった。本を読んだり、1mmぐらいの小さいものを睨んだりする時に活躍する。
昔だったらパナソニックや東芝が学生向けにそういうのをたくさん作っていたはずだが、今では聞いたことのないメーカーのものばかりで、欲しい機能を満たさないのでしっかりした業務用を買ってしまった。
使い勝手はそこそこだった。調光が見た目優先で、操作しづらいのが黄にはなっているが光には不満がない。


電気ポット。
象印のものを買ったが、湧いても音が鳴ったりリレーのカチっという音も鳴らないステルスタイプのものを買った。
湧くとせめて電気ケトルみたいにスイッチのバチッという音でも良いから鳴れば良いのだが、スッと終わるので湧いた時にカップラーメンを作ろうとするときに100度の湯で作るのが結構難しいという贅沢病になった。
ただし、雑な茶を淹れたりする時には大変重宝する。20代とかは冬に冷たい烏龍茶でも飲んでてもそんなに気にならなかったのに、最近は体が冷えやすくなっているので温かい飲み物が欲しくなった。そこで買ってみた所大活躍をしている。

2021.12.25 / Category : 小噺

M1 2021

日曜がまるまる潰れたが、楽しかった。
元々は3回戦のネタの良さで男性ブランコを応援していたが、敗者復活戦では突破できなかった。
後半はかなり接戦だったので、誰が勝っても仕方ないというようにしか思えない良い大会だった。
元々、男性ブランコ、インディアンス、オズワルドという順番で予想もしていたので、完全に番狂わせだ。

なんだか、まだまだ年末という感覚がピンと来なくて、クリスマスイヴもすでに12月のクソ忙しい日のひとつみたいになって来ている。
自然から得られる季節感もそんなに無いので、やれ恋人たちの日だとかボッチがどうだとかそういう世界から外れて生活していることもわかってきた。

備えることの意味を考える。
蓄えることもある程度必要だが、何も無くなった時に自分の体ひとつだけでどれだけ選択肢を残して生き残れるようにするか、そんな事を思うようになってきている。
不安を押しのけて冷静に考えられる力、効率よく必要な事はなにか判断できる行動力、実際に手を動かしたときの手際の良さ。
才能もあれば、そんなのを考えずに生きてこれたかもしれないが今はそういうのが本当に欲しい。
ついでに物が多いのか、部屋が狭いのかもよく分からない家でくつろげる場所も欲しい。

2021.12.25 / Category : 小噺

TheW 2021を見る

天才ピアニストと紅しょうが2組のネタが好きだった。
各芸人のYouTubeチャンネルを見に行って面白いなあと思ったのが天才ピアニストだ。
看護師あるあるがメインだが、軽快に見続けられているコンテンツが大量にある。看護師ではないが似た形態の接客をしていると同じような空気感があるので、見ていて疎外感から抜け出せる。ラジオは最初の1分の謝辞は強いファン向けなのでそれが終わってから聞くけれど、そこからは色恋沙汰からは一歩引いた落ち着いたトークが多いのも、聞きやすい。
たまたまワイドナショーを見てたらオダウエダが荒削りだけれど奮闘してて面白かった。若手が勝てる機会がある、というのは振り返ってみると夢が出来たのかもしれない。他人が失敗した時に、自分は正しい講釈を垂れる虎の威を借る狐みたいなのが跋扈する風潮があるので、そういう縁起の悪いものは豆でも撒いて外に追い出すぐらいしかやりようがないので、温かい目で年末の一つのいい夢として見ている。

私事では、久しぶりに気が滅入るどころではないトラウマ級の人災に遭遇して、心の具合が良くない。
自分の中では本厄だし、これは自分の選択できない範疇でで起きたことだから考えてもコントロールできないし運なので気にしない、とにかく悪いことは大連鎖するから腹を括って品行方正に生きていくぐらいしかない。だが、それでも人として命をもらっているので心は弱く、人災によってウジウジしている。もらい事故としか言いようがない。
年末はおとなしく静養に励みたい。

鶏白湯スープの元が売っていたので、豆乳で割って豆乳鍋にした。
実際の味は、ホワイトソースっぽい感じになった。鶏の要素がどこかに消えていったようだ。
カセットコンロなどで加熱しながら食う鍋料理は色々と面倒臭く感じてしまってて自分でも風情がないと思う。外食せずに自宅で煮炊きするだけでも全然自由度は違うが、台所で完結することも考えるとキッチンで晩酌したほうが早いという考えも出てくる。
折りたたみで座り心地の良い椅子が見つからず難儀。

2021.12.19 / Category : 小噺

ピカチュウ、もう上納金を払うのはいやでチュウ。

久しぶりに、浜松駅前あたりの地上げ事情みたいなものがふと脳へとお便りが来ました。
持病。

フローリング掃除で、シートタイプのアレというかクイックルと言えば大体通じるソレで掃除をしているが、意外と自分の所がワイルド過ぎてキチンと掃除できないことが多い。
ウェーブの宣伝文句は砂粒を絡め取ると行っておきながら絡めていないし、掃除機をかけるよりもクイックルのほうが灰色の輪っかができるほどホコリを集めてて仕事してる感があったりとよくわからない。
フローリングとカーペットはどっちが掃除しやすいのかはまだ判別つかない。達成感を感じるのはフローリング。

そろそろ温泉宿とかに行きたい。

2021.12.11 / Category : 小噺

FMラジオ

昔からCDで聞くより、FMの方が良いよなあと思ってたら色々とあって、何かの媒体でベリンガーのステレオディレイを買えみたいなことがあったのを思い出した。
しかし、AV watchで、TBSラジオでOPTIMOD-DAB 6300が導入された記事から、FM曲が大体orban OPTIMODを導入していることであのステレオ感が出てくるのかと初めて分かった。
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1335597.html

[youtube]https://www.youtube.com/watch?v=cIIYfhnqfGw[/youtube]

FM変調でそういうのになるのかと思っていたのだが、FMトランスミッターを使ってもそんなことは起きなかったため、こういうのがあるとは知らなかった。
それで色々と聞いてみたら、発見みたいなものがあった。聞いてて気持ちの良い音楽というのを探していけそうな気分になる。

FMを通じて艶っぽい音になったらそれは素敵だなあと思った。
自分の曲もある程度FMラジオっぽく聞かせたいというのも心のどこかにあるからか、MIXがクソとして聞こえてしまうのもよく分かる。
ダメな所も含めて色々と強調されるし、好きな曲も揃ってクソに聞こえたからこれは大変。
そういう意味では、ディスコが映える事を再確認。Boney M.とかいい感じだ。

[youtube]https://www.youtube.com/watch?v=4D5of8UIRlI[/youtube]

最初に聞いていたのは、Blue Bambooでリリースされていたカバー版だった。当時からカバーっぽい感じがしていたがネットもYoutubeもない時に調べようがなかった。
洋楽も全く知識もなかったし、知り合いにそういう音楽やら文化に慣れ親しんだ人間とは出会えなかった。
[youtube]https://www.youtube.com/watch?v=IYfflttlhUE[/youtube]

久しぶりにTACO / Got to be your loverを聞こうと思ったらもっとヤバイやつが出てきて最高!!となった。
30分ぐらいで作った伴奏に、ものすごい色気のメロディーとか完全に変態すぎてクラクラしてくる。
[youtube]https://www.youtube.com/watch?v=EY-_DpAbzsY[/youtube]
伴奏でもう少し化粧すれば普通に良いのに、ヨーロッパからしか出てこない強い何かを感じる。

2021.12.08 / Category : 小噺

便所の落書きというけど、油性マジックを持って回る共通性が怖い

現状の棚卸し。
今回色々と「アレ」と思ったのは、明らかに落とし所も無いのに、場当たりで無計画な所で突き進んでいるため、その一環が発露したのだと思う。後始末という言葉を理解していない。
見た感じから色々と限界が来てるのに他人のせいにして回ってたり、悪い方のFrenemyになりすぎて会話できる所はすべてスクラップアンドビルドすればなんとかなる、みたいな横暴すぎる所も多すぎた。
正直な所、今の場所をなくしても問題無いと思ってるフシもあるから、全滅するような方向性に進んでて、悪い意味で他人に甘えてふざけてるよねと思っている。
その一方で個人の裁量を全体に適用して、細かいルールだらけにしてる所も無駄にしか思えない。そんな地獄に人は来ない。
その環境の運用をなんで家族や恋人でもない、たまたま関わったあんたにすべてを差し出してもらうことを前提にしているんだ、と。
できることと求めてることの授受があるから成立するんであって、その関係性を健康にしないから無理がたたる。

今までに数年単位での計画も聞いたことが無いから、出せずに開き直ってるんだと思う。
そもそも「自分が一番苦しいからみんなももっと苦しむべき」という固定観念で人とモノすべてに接してるから、全体的にフラットかつ俯瞰の視点に行けていない。それも変えられないと思い込んでしまっている。
プロジェクトマネジメントとかフレームワークとかの話も多分、理解ができないので手元から抹消するという状態になると推測。

http://www.jp.square-enix.com/tech/openconference/library/2011/dldata/PM/PM.pdf
これを見て、体力の作り方などを勉強している。

とにかくは今、イテレーションとは言われてる短期的な改善などを投入して、止めて隠蔽する流れをとにかく無くす方向に向けている。
わからない事は無くして、心理で働いてる人をあぶり出して、次のステップに踏めるようにする基礎だけを只管やっている。
結構そういう意味では、上手に動いている状況を見て立場的には裏方になったので手応えを感じている。
ただし、規模が小さすぎて全体的波及性が低い。砂も無い下町で砂を噛むような季節。


がうるぐらのファンアートにメアリー・スーがいないので、そういう年齢層とか対象には届かないようにしているのかと思った。
どんな世界にいたんだと思う、自分の特殊性。
いや、アイドルのようなものがあると嫉妬というか、自分の方がもっと魅力的だと対抗心に燃える人がいたり、自分がそれに見合う、またはソレ以上の存在で上から目線の方というのが大勢いらっしゃるかと思っていたが、英語というだけでこんなにも違うのかなと思った。


歳を取ると、若い時にあるような無駄にリアルな事を素晴らしいと思うような事はなくなって、現実にないから良いなあという目線で漫画とか見ることが多い。
「うめともものふつうの暮らし」や、「殺し屋だって見守りたい」みたいなものだ。ザ・ドキュメントを見るのは結構辛い。
よく分からないけれど、「The dodo」で捨てられた動物が病気から回復して、新しい飼い主のもとへと行く動画が好きだ。感動ポルノなのかもしれないけれど、皮膚病が少しずつ治っていく姿を見て良かったなあと思ってしまうのだ。
明後日の方向に努力し、手助けをしてくれる人に気が付かない愚鈍な人生を送っているので、うまく行く瞬間を欲しているのかもしれない。

単に趣味というか、「王子様みたいな女性」というのもそれに当たるかもしれない。そもそもベルサイユのばらのオスカルに対して最初に異性を感じたからかもしれない。そのあとはカイ・ハーンとなるのでかなり変性しているが。
そもそも自分一人で生きて入れるようになった女性と、何も共存する理由もないけれど一緒に生きていくことができればと思っているのだけれど、それの象徴なのかもしれない。壇蜜が結婚した時のインタビューは良かったなあと思った。結婚しないで生きていけるようになってから、結婚したいと思ったというのがとても素敵だと思った。
愚鈍な人生なので親孝行もできずスマンと思いつつ、浪漫の世界で孤独を伴侶にしていることが精一杯のことだ。

2021.12.05 / Category : 小噺
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