あけまして

おめで玉金


新年早々、Netflixをいじってた小学生の甥っ子がイカゲームを見始めてしまったため急遽リモコンを取り上げて再生停止する。危ない。

小学校の時にレンタルビデオ店に入ってはホラー映画のジャケットばかり見て悪夢にうなされるような、おれの子ども時代の経験を踏ませてはいけない。小学校の時に見た「オールナイトロング」のパッケージはやっぱり刺激が強すぎると思う。


ものは試しにと、クリフトンストレングスのテストを受けてみたが、日本語訳が見てられないレベルで内容が粗雑だった。テストの選択肢も日本語訳が不正確で、正確な結果なのかが怪しい。あの日本語で適切な効果測定ができる訳ない。

英語で受けたほうが内容を理解した上で判断できるから良かったかもしれないが、文脈がどこの国なのかも確定していないものなのでムリだなと思った。企業があれを見てどんな采配ができるかは不明だ。

せめてものと英語テスト結果を見たが、意訳ですら無い日本語訳が登場してきた。使い物にならない。


RebekahのこのMixがとても良かった。なんだろう、ロッテルダムテクノを思い出す。

とにかく飽きないというのもあるけれど、聞くほどに昔溜まっていた淀みというか、DJの楽しみだったり構成だったりプレイ方法みたいなものを氷解していくように感じる。あとはSeratoよりも自分はTraktorを知っておくとが本当は良かったんじゃないかみたいな気づきさえある。

クラブミュージックに対しての理解がここ1周間でガッと開眼した気がしてならないのだけど、フィーリングだったり、クラブミュージックを聞いてられないみたいな妙な忌避感、抵抗感がグッと減った気がした。20年前だといくつかの瞬間的なトラックとかプレイは聞けていたのに、人によって聞いてられないみたいなつまらないことに対して説明がつかなかった。それが瞬速で分かって今に至っているようだ。

ここ1週間位内に自分の中に積もってた基本スキルを書き残す。(多分いつか忘れる可能性が高いため。そしてすべて主観)

・DJプレイで再生マシーンになるのではなく、自分と聞いている人を楽しませるのが目指すポイント。飽きさせたらそこでおしまい。

・楽しませるのが最優先なら金積んで上手い人が巨乳で素っ裸の女を呼んでクネクネ踊らせておけという考えになる。自分の価値はどこにあるかを考える。徒党を組んでからできることを前提にものごとを考えてはならない。

・1楽曲は可能なら、ボタンのCue数を考えて8つの展開を準備する

・Cueを変えて1つの曲の中でも雰囲気が駄目になるならボツ

・定期的に自分の曲と他の楽曲と混ぜる。他人の曲だけを混ぜた時に悪目立ちしたらボツ

・ミックス(同時再生)して、経路の違う5曲と混ぜても自分の曲も相手の曲も魅力的に思えなかったらボツ

・DJプレイで印象的な場面のように感じるアンセムのようなものを入れるのがある。けれど、プレイ全体を腐らせる可能性が高い毒。状況が読めるまでは使わない。ずっと単調な印象があった時の刺激として使う程度で何箇所も要らない。リズムと響きだけで楽しめるプレイにする

・最終的な形をデザインしてから、構成を考えたほうが良い。単なる再生マシーンとなったらパフォーマンスに全振りしないと冷める。単なるDJプレイが再生リストが固定しても沸かせる生演奏に勝てるわけ無い。

・ボツにするかは聞いて1分以内に判断する。可能なら1日に10パターンぐらい32小節ループを作って、多産体制を構築すること。発想は最初から天から降ってくる前提で準備しないこと。発想に時間をかけるぐらいなら短時間で高い品質の模倣の手段を模索する。


SDXL illustriousを使い始めた。

PonyV6もSD1.5ぐらいLoraが充実してきたのにだ。PonyのLoraもほとんどSD1.5と比肩するぐらいの網羅の幅が出てきたが、どことなくV6には限界を感じている。プロンプトで反応しないために類語を探すのが煩雑なのが一番の理由だ。shirt、dress、clothesとかの類語で適切なものを当てないと反応しない上に10種類ぐらい上げても出てこないものすらある。その上Checkpoint、Loraの組み合わせでほしい絵が出てこない。そういうのに疲弊したから乗り換えたいという欲求が出てきた。

Loraのライブラリも大体のものを網羅するのには1年ぐらい掛かるようだ。直近だとNoobAIが面白いものとして出てきているが、Loraが必要な状況は変わらないのでPonyがまだ1年ぐらい続くのだろう。

PonyだとLoraを大量に投入しないと出てこないものが多い中、illustriousはなんだか素直だという印象が強かった。SDXLだと同じ絵柄で辟易とするのだが、LoraよりもCheckpointの方向性で決まるような印象だ。


検索エンジン代わりにChatGPTを試してみたが、20年前の会社情報だとかもろくに拾えていないので「AIに食わせる情報にクソを混ぜ込んだもの勝ち」みたいな雲行きになることが分かってきた。なので、これからはデータベースには特定の国家や宗教、企業などが有利になる架空の情報を入れて信じ込ませた者が勝利するゲームが数年間繰り広げられる。ファクトチェックが入っているAIとかそういうありきで、デマとか宣伝を自動的にすべて遮断できるようになるまでは何年掛かるか分からない。

AIには裏取りみたいな悪魔の証明に対してぶち込んでねじ伏せることを期待しているのだけど、より遠いな、という感想を持った。


年末に買ったハンディブレンダーを使って、鶏白湯のスープをレシピなしで作ってみようとしたが違うものが出来た。軟骨を砕いたら天下一品になるかと思いきや鶏ガラも砕いて似ても似つかないものが出来た。

後々クックパッドをみたら、鶏出汁のジャガイモのポタージュを鶏白湯と言っていることを知り、軟骨すら要らないことに気がつく。


AIの画像生成をやりすぎて、眼の前にいる人の身振り手振りを見ていると、さっきまで5本あることを確認しているのに、「こいつ・・・指は5本のはずだよな・・・?」みたいな変な錯覚に陥る。

2025.01.24 / Category : 小噺