ぴの

夏になる前からブラックモンブランの一口アイスの消費が止まらない。
チョココーティングされたバニラアイスが食いたいけれど、パルムだと大き過ぎるし、ピノだと子供の頃からの「すげーたけー」という説明のつかない理由が染み付いているため滅多なことでないと食えない。


Touch the grassということで堀切菖蒲園までお出かけに行ってきた。園内を1週するぐらいなら5分も掛からない小さい植物園だが、田舎だと次のコーナーまで歩いて10分みたいな莫大な場所が多いのでこういう大きさはとても良い。

6月も半ばなので菖蒲のほとんど見頃を超えていて、しなびていた。

しかしまだ涼しい昼間に紫と黄色と白のコントラストで作られた花たちはとても良かった。びっくりするほど羽虫が大量に湧いていたのでバーナーや松明で燃やして駆除したかったが、さすがにそれは現実的ではないので手で追い払う。


今のハイエナジーを聞きてえなと思っても界隈にシーンとか交流みたいなものが全然無い。または自分が全然気がついていない可能性がある。

往年のL. Germettiみたいなフィーリングがとても良い。


Destiny2については全然パワー値が上がらないのでナイトフォールだとかそういう周回をする遊びさえできない状態だ。モチベーションが横ばい。


リンガーハットのちゃんぽんを食うと贅沢だなあと感じる。

一人暮らしで一食であんなに具材を使うとか無計画か、よっぽどのパズルみたいな献立を立てていないと作ることなんかできない。ずっと昔に作ったことはあったけれども、リンガーハットで食ったほうがずっと安上がりだという結論からひっくり返すことは多分、今生ではないだろう。

そういう中で安価に提供できるのはすごい良いなあと思いながら、テーブルのベタベタは一体何なんだと思いながら麺をすする。


深夜を徘徊したいのだけど、都内なのにちょうどいい感じの店と巡り会えない。

昔だったら車で古本屋と中古ゲーム屋をめぐりつつ、駄菓子を食いながら駐車場でぼんやりしていたのだけどそういうのも都内だと全然ない。20年前の下北沢とかそういうのを体験してとても楽しかったのだけど、今は夜のぼんやりした時間みたいなのは外で満喫するようなことがなくなっている。


最近はネット動画のジャンルで「ロシア人の喧嘩」に続いて「アラブ人のビンタ」というのを目にする機会が増えている。なんかアイツらカジュアルに人を引っ叩いてるなあと思うぐらい平手打ちをしている。


中年になったし定期的に肛門に異物を入れていこうと、メディカルチェックをしてきた。

脳のほうではない。

最近は一口アイスキャンディみたいな麻酔があるようだ。喉で凍った麻酔薬を味わい、溶けて中の液剤が出てきたらと思ったら飲み込んでくださいという不思議な体験をした。

鎮静剤の点滴も入れ始めてから10カウントをする前に気絶していたように思う。気がつくと胃カメラは終わっていたようで、腹痛で目が冷めた。

撮影だからと肛門にガスを入れられて大腸が膨らんだ状態で写真を取るというのをなんとなく聞いていたような気がしたが、本当にそうだったか記憶が曖昧だ。腹に麻酔を掛けていないので腹がちぎれるみたいな痛みがひたすら続いていたのだけは覚えている。しかしオナラをした記憶もないし尻周りが汚れたような形跡もない。

気がつくと下剤とガスでいつでも漏らして良いようにペットシーツが引かれたところに座ってたのに気がつく。昼過ぎから夕方までボンヤリとしたままだった。


出町ふたばの水無月をいただく。

そして豆餅もいただく。

抜かりのない6月をキメた。

2024.06.30 / Category : 小噺