今年比較できるほど全然買わなかった。
個人的な心の移り変わりとしてハンダ派になった。
ホットスワップは便利だが反応しない、チャタリングや組み立ての品質に影響する範囲がとても大きすぎる。なので、気軽にやるのではなくて慎重に組み直さないと面倒な事になるしTTC系のスイッチの大半はピンが細すぎて反応しないことが多発する。具体的にはPinkGoldとかは非常に惜しい存在という最終評価になった。
あと、金属筐体については完全に否定派となってしまった。
触り心地が痛いというのと、冬になると冷たくなってくるのが苦痛になってしまった。プラスチックなどはこのようなことがないから金属が体に触れないようにするのも大事だと感じた。
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作ったもの、オーダーしたもの
Cannon keys Brutal v2 1800
キーボードの設計として1800タイプを好んでいる人だったら、Odinなどと比べてもオーソドックスなのでとても良いだろうと思う。
というかAi03氏の設計がFilco Majesticを使用しているユーザだと気持ち良く移行できるように設計している事が多い。
あとはノートパソコンの配列がベストな人だとそれが良いのだということも理解できるようになった。15インチのThinkpadとかそういうテンキー付きのタイプの奴だ。
この辺りは好みになっているので、ノートPCの配列が最高だと思う人には傑作になると思う。テンキーレス派にとっては試練だった。
KBDfans Pluto WKL
ファンクションキーレスかつ、初めてのWinkeyLessを買ってみた。
が、右altをWindowsにしたりと配置自体に精神的な負担が少ない事が判明した無くてもそんなに影響は無いというのは分かった。一方でメリットもそんなに無い。
Winキーも活用している暮らしなので特に自分の人生の中に大きな影響とまでは行かなかった。このモデルはホットスワップ基板やらOリングなどの組み合わせなのか知らないがとても組み立てに苦労した。結局トップマウントにしたがOリングのマウントでケースが閉じられなくなる問題に遭遇して面倒くさくなった。過去にKBD8Xをoリング化した時にはそんな難しい事は無かったけれど、こちらはキー反応が悪くなったり誤作動したりと複数の組み立て不良による問題に頭を悩ませてしまった。
タイプフィーリングとしては、Fキー無しのテンキーレス配列というのは個人的に優先したいキーが期待する配置のままになっているので、満足度は高かった。
金属ケースは小さいサイズなのに重い、というの特徴に対してはマイナスだった。
正直、これだったらTigerLiteのポリカーボネートのケースにてこのキー配列のバージョンを作ってくれたら今年一番の評価になったかもしれない。
Azeron Cyborg
リラックスした手の形とは一体何なのだろう?という考えに入って、結論からこの形だと自分に取って最高のデバイスとして分かり合えないなと思った。
具体的にはキー配置なんかよりも柔軟に、かなり細かく手の形に合わせた調整が出来るようになる。だが、使ってみるとストレスフルなデバイスだと発覚した。
というのも若干の遊びがあって手にかなりフィットするようになっているのが駄目だったのだ。キーボードだとこまめに手や手首を動かして操作することが多い。
手首を固定すると、手の甲の腱をたくさん動かすことになる。すぐに腱鞘炎に近い手の痛みを覚えたのだ。
あまり意識したことははないけれど、1日タイピング仕事を平気でこなせるが、Cyborgだと30分で痛みの限界だった。また、手の形を変えようとすると何かのキーにぶつかったりして、意識しているのと違う操作がとにかく多くなってしまう。
てをこまめに動かせるようになっているのが多分良いのだと思う。
最初、親指のアナログポインティングデバイスをwasdにしたら良いかと思ったが、手自体を意識しない程度に強く広げるような構造になってしまっていたりと手に力が入るようになってしまい、痺れてくるので使わないようになってしまった。
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スイッチについて
スイッチは今年、Vertex V1がベストと判断した。色々と買ってみて、すんなり馴染んだ重さだった。
次に、Chaosera Klein Linear。個人的にはGateron黄色とかが好きな人向けだろうな硬さだ。
スタビライザーは今年になってTX stabilizerを使い始めたが、安定性は確かにとても良い。Durock v2と、EQUALZ名義のものは完全に過去のものとなった。
あと、Tribosys 3204ぐらいがスタビライザーに使った方が個人的に気持ちが良い。Krytox xht-bdzは相当薄く塗らないと、抵抗が大きくなって非常に使いづらい感覚になる。具体的にはスイッチの戻りが緩慢になる。隙間に全部詰め込んでガタツキを無くそうとするならその重さにびっくりするし、使いづらくなるので良くないことだらけだ。
40gのスイッチが好きだという自分の好みからすると使う用途が全然ない。65g以上のスイッチを普段遣いしている人なら、いい選択肢になるとは思う。
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何を普段づかいしていたのか
キーボードとして2023年は何を使っていたのか、というと散々組んでおいて、「PCMK TKL + vertex V1 + ePBT WoB」という組み合わせだった。
PBTfansのキーキャップも素敵だし、品質が非常に高いけれど、PBTの硬さや直線的な感じが撫で打ちをしていると痛みになってくるので、指には良くないと感じるようになった。
一方、ABSは品質の問題が取りざたされるけれども、指にふれる表面が梨地処理だとそんなに目に見えてテカテカになることが無い。半年でFilcoのmajestouchキーキャップを剥がしてテカテカにしていたけれど、ePBTやらGMKならそういう摩耗に対してはある程度許容できるようになった。それよりかは柔らかいシルエットが指への負担がそれほど高くないので、GMKもeBPTもどっちも素晴らしい、と良いところに気付けてきた。
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2024年に出てくると買うかもしれないもの
ひらがな刻印されたGMKのキーキャップ。JISはタイミング的に買えなかったが、英語配列で「ろ」のキーがR1にあれば、買いたい。あとKBD 8x MK3に装着するので暗めの灰色系が出てきたら購入したい。
MTNUもいい感じのものがほしい。何がほしいのか具体的になっていない。