2011年冬のコミックマーケットにてDiverse Systemへ楽曲を提供いたしました。
アルバム名は「Ridge Racer Respect Recreation.」
提供楽曲名は「Urban Fragments (Ground Turn Back MIX)」
同じ通販を利用するならばdiverse system公式ページより、とらのあな、あきばおー、D-STAGE、メロンブックスなどが納期も早いのでこちらをおすすめ致します。
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=l4WY0JxWL7M[/youtube]
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=sUofc22dJcE[/youtube]
前回のRidge Racer Respectから今度はdubstep楽曲を書き下ろしています。
前作では「あのノリが今でも続いていたら」という分かりやすいサウンドで作りました。昔なつかしのイカレ系サウンドという奴です。
これについては今回考えることがあって、多分あるあるネタとしてのサウンドがそこにあるものを作って予定調和にするべきかという悩みでした。
予定調和の安定はとても素晴らしいものです。
「あの時は楽しかったね」と言う言葉が、年を取るほど楽しくなっていくのは他に例えようがありません。あの私はこんな風に感じていたとか、過去のその人を見る新たなきっかけになるからです。それが、年を取るほど知らない面を知ることが出来る数少ない有効手段で、こんなにいいものは他はあるのか?というぐらい。
ただ、そこにはいつも現実否定に繋がっています。
リッジーレーサーの新作が発売される度、否定的な意見をよく目にします。そして、とても鋭くて的確なことだと思います。
それに、まったくしがらみのない続編なんてあり得ません。
その中で二次創作として「今、今後歴史に名を刻むレースゲームのプロジェクトが立ち上がり、細江慎治や佐宗綾子、佐野電磁のような作曲家が音を作るとしたら何になり、若い人たちの心をつかんでいるのか」と考えることからスタートしました。
その時に思いついたのは今まさに流行っている音楽を取り入れていたこと。
現在ではアーティストが楽曲提供することは全く珍しい事はありませんが、当時は音楽、とりわけ音に流行を取り入れたのは革新的なものでした。その先進的なものに惹かれリッジレーサーが好きになったことから、その部分を今回をイメージを膨らませて行きました。
今の時点ならおそらくdubstep/brostepないしはLMFAOなどのパーティーで盛り上がるエレクトロホップが収録され、そのどちらかを作るとしたら・・・という中で今回の曲は生まれました。