伝家の宝刀

世の中生きづらくさせるパターンに遭遇したので記録する。

いわゆるスラングの方の「警察」の存在だ。あまり法律とか詳しくはないのだけれど「保健所での殺処分」ぐらいの軽い処遇で良いなと思ったりする。
そういうのは得てして、法律や規則は絶対に使わずグレーゾーンをフル活用して相手に指図してきて、関係性がない状況で暴れてくる。
「お前のアレは、オレ法律からすると、認められないほどクオリティが低い。だからそのまま放置している理由と対策を言え」と。
お前は、一体誰だ?

そして、色々な理由でこんな狼藉者を切り捨てられない状況になるとこれが本当に生きづらい。
こちら側の視点だと「言いがかり」にしかならないのだが、相手としては自分以外はすべて家来と奴隷と、敵国しかいないという価値観でこちらの足元を見て、値踏みする。延々と相手の非だけを攻め続ける。2歳児が習得するperkだ。
「なんでオレのためにベストを尽くさないのか?」
こういう手合いはこんな言葉を突然、遠回しに言い出す。大人になったつもりか?
この世から叩き出してしまいたいという感情が自分の中に満たされていくのがすぐに分かる。頭の中の何度もツッコミは繰り返す。「お前誰だよ」と。

話を聞かない連中との交渉は、他国語の人との折衝よりも地獄であり、他人への敬意など考えたこともなく一線を超えてくるもんだから昔なら手が出たりと自由にやっていたんだろうとは思う。切捨御免はなぜ禁止されたのか。
人と人のお付き合いとは言うものの、自分は何者なのかとどのように見られるのかという視点がない限りは、基本人は、「被害を受ける偉い神様」という立ち位置に据え置く。これまたスムーズに地獄へ行くようできている。

この辺りはこういう諍いについては最近、「主語がでかい」という指摘で突っ込まれる。言葉自体が正しく使えていないというのはよく痛感する。
50過ぎて手紙の書き方も分からないので、10代のLineみたいなメッセージしか書けないというのは当たり前にいるし、どこかのコメント欄で磨いてきたような悪辣な単語のセンスしかない人間も普通に存在する。
お客様は、疫病神です。
そんなことが当たり前になる。

相手に伝わってこその言葉なのだけど、その場で思いついた造語や、その状況や説明を踏まえた上で最終的に出てくる単語が聞き手に丸投げする。それは分からないお前がダメだからだと尊大な態度と共に届けられる。
すべての情報が欠落しているのに気がついていない、というのは悲劇でもなく、単なる勘違い野郎のまま他人から指摘されず野放図にされているだけだった、ということがよくある。
そしておれは繰り返す。

お前は、一体誰だ?

2022.05.15 / Category : 小噺