安納芋299円

休みの最終日は基本、安息日にしている。
何もしない。Youtubeとゲームぐらいは許すが酒も飲まず、ボーッとするだけの日を設けている。昼寝はする。
蒸し器に火をかけて、芋を蒸し食う。
電子レンジよりもやっぱり蒸したほうが美味い。電子レンジはチキンレースで少しでもやりすぎると第二の皮のようなものが出来て食感が良くない。

財布のファスナーが壊れた。
皮の部分は全然良いのだろうけれども、色々と財布に対して酷なことをしたもんだと思う。
それでも持って3年ぐらいなのか、と振り返る。今度買いに行く。

夜が寒くなってきた。
この前、ワークマンで買ってきたウインドブレーカーも早くも役に立たなくなりそうになっている。
またしてもワークマンに行って調達する計画はあるのでそのタイミングで買うか。

タンスの中を少しずつ整理している。
着なくなるものが少し出てくるので循環させることで、恐ろしくグダグダになったシャツなどを排除することに。
男なれども匂袋が好きで「誰が袖」などがあるが、いい加減新しいものも買っておいても悪くない。
1つだけ、京都は大原の宝泉院にて、土産で買ってきたものがまだ残っている。
もともと20代でバカみたいに香水にのめり込んでしまい、結局は白檀やら沈香が良いねという考えになってしまった。寺の匂いが好きだ。
死の匂いだとか、老人の匂いとか言われがちではあるが、あの匂いを嗅ぐとどうもこの世ではない存在みたいなもの近くまで迫っているような気がしてくる。
現実世界が正しいとはどうにも思えない節もあって、あの匂いを嗅ぐと心安らぐというか、魔境で生きているのだという覚悟みたいなものが蘇る。

近所の図書館を利用するべきかよく分からない。
子供の頃には夏休みにカネがなくて、暇なもんだから30分以上自転車で移動し図書館で1日過ごして、膨大な蔵書の中に入り浸っていた。
今は更にamazonで買ってしまえ、という風潮で借りて何かするという感じではない。
棚からテーマもなく秩序も関係なく気になった本を引っ張り出して、読みふけりたい。
今だとTumblrのテキストを乱読をし続けるのに近い。時間と記事があれば1000記事ぐらいは平気で読み続けてしまう。だけどTumblrをやっている人は徐々にいなくなってきている。
本は読んだけれどもバカはそのままだったらしい。

2019.11.05 / Category : 小噺