涼しくなってきたし、温かい蕎麦でもすすろうかと思って足を伸ばしたら、店の前で定休日と判明する。
河岸を変えて近所の飯屋へ。
綺麗に手入れが行き届いていて、人もそんなにいない方が当たりだと思うのだが、どうも東京という街はそれは商売的に良くないという。
よしなし事を考えながらカツを食う。
ここ最近の気温の変動に身体はついて行けず、管理の向こう側に自分がいる。
鼻と喉がやられ、頭痛も来ている。金もなければ夢も希望もない。
そういう中で歯を食いしばって眠って、今日を生き続けている。
美女よ、おれに無償の愛を。
美女には優しいので有名です、と。