昼飯になってから正気を取り戻せるかが最近の自分を調べるバロメーターになっている。
暇になった途端に過去の嫌な出来事を自動的に思い出す機能はいい加減要らない。それなのに、未だに10年前の嫌な出来事など簡単に思い出す。
蕎麦が十割そばなのか、業務スーパーの一玉15円のヤツなのか判断に付きかねるボロボロの蕎麦。
愛嬌たっぷりの、ほほえんでいる店員さんに話しかけられながら空調の寒さに耐える。
耳に流れてくる会話をなんとなく聞いて、ひたすら思考停止で我慢を要求しているのが分かると、なんともまあ背負いたがりが何やってんだと白む。
後手に回る方に進んで花が咲く時節は過ぎたというのに。
苦労と無駄は的確に判断するべし。苦労も本来は不要。
結果も駄目なら過程も駄目。いい加減を。
億劫になって風呂にも入らず寝床に入ると、疲れが驚くほど取れない。