QNAPのContainerStationではなく、gitを使うまでのオボエ書き

以下、Dockerが全然わからねえ野郎向けのメモ。

DockerのContainerStationは古いアプリを陳列しているので、なんか色々と情報が噛み合わないし、こういうのは基本的に更新とかそういうことはされない見た目だけの台湾クオリティと思って無視する。
試しにどんなものか、みたいな感じで十分。多分掲示した使い方は説明できないし、説明を聞いてもパニックになるだけ。

初心者なら適当に「アプリケーションの作成」でDocker composeを使うのがちょうど良い。
面倒くさくない。気をつけるのはパスワードと通信ポート。「8080:80」は「ブラウザでアクセスするポート:内部のネットのエミュレーションでは80ポートへ変換されて通信される」という意味。
なのでwell-knownポート以外の「24567:80」とかとにかく自分で覚えやすいポートにすると良し。

何もいじらないでできるのはここまで。
で、大体Dockerhubを見てるとgit cloneとかそういうコマンドで構築する方法ばかりが出てくる。そしてそういうのが全然使えない。ここが壁。

というかプログラムでpostgreSQLとかMariaDBとか使っているのがいちいち確認するのが面倒。
SQLiteとかも本稼働で使うなよとか脅してきて怖いしナンナンダヨ。
もっとDocker-compose周りがきれいになったらなぁ。
そもそもコンテナ一つで賄うことなんか無いのにどうして単体だけでやろうとするのか。というかしっかりxamppのイメージが転がっているのでそういうもんだよなあと思った。


QNAPのNASにGitをインストールするまでの方法。
ARM系とか知らない。x86前提で動くサーバープログラムがほとんどだし、NASもそっち向けの内容となる。

QNAPのappstoreにサードパーティのマーケットプレイスを追加する
レポジトリに「https://www.qnapclub.eu/en/repo.xml」を追加してしばらく待つ。
Entware-stdを探してインストールする。(2022年9月時点で1.03のデジタル署名が切れてると警告される。1.03aがおそらく対応版と思われるがqnapclubに無いので無視)
で、SSHでQNAPのNASにアクセスする。

ログインした直後、/share/homes/administratorに到着したら、以下の流れでコマンドを打っていく。
(現在位置を調べるコマンドはpwd)

sudo /opt/bin/opkg update
sudo /opt/bin/opkg upgrade
sudo /opt/bin/opkg list git で gitがあるか検索する。
sudo /opt/bin/opkg install git でgitをインストールする
sudo /opt/bin/opkg install git-http でgit-httpをインストールする(clone時で使用)
opkg list-installedでインストールされているか確認する
※この時にinstall unzipでunzipコマンドもインストールしておくと便利。gccとかは必要な人はそれぞれ入れてください。

sudo /opt/bin/git と試し打ちしてパラメータの説明が出てきたら完了。

さあ、git cloneをするなり後は野となれ山となれ。
具体的に何になるのか未だによくわからん。

2022.09.16 / Category : 小噺