乾くまでの間の話

何年も、人と対峙する仕事をしていて飽きているのが無茶振り。
どうもお笑いだと振る人が「分かってて」やってるという認識だったのだが、現実だと言ってる人が、無茶なのかも分かってないような事が多い。
だが、日本人同士の仕事でのコミュニケーションではこれが殆どと言っていい。

このコミュニケーションをすると、時間だけが取られるのだ。
よくあることとして「最初にいってることと、最後に言ってる事が違う」というのがよくあり、何をしたいとか、依頼をしたいとか、そういうのでもない。最後の方は近所のうまい飯屋は何かと言い出して話題もずれる。
仕事をし続けて50代を過ぎれば言語能力はマシになるかと思ったら、そうでもないようなのだ。勉強が必須な項目だ。
知識もあればそうなのかと思ったが、知識をマウンティングの手段でしか使えない人を見てからは、得た知識を使うタイミングや場合も必要となり、経験が必要になる事も必要と分かった。
仕事のコミュニケーションで命令の形でしか会話が出来ない人は、求められている結果を出せていない事が多い。
依頼が出来る人だと、自分のキャパシティや分割の具合を見て、明確な依頼内容が出てくるので更に仕事が潤滑になっている。

日本語だけでしか仕事しない人と共に環境だと、コミュニケーション能力は伸びないというのだけは痛感している。

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マニキュアを塗り始めた。
仕事には関係ないとは思うものの、爪が欠けたり、割れたりして困っていた。常に困っていれば優先するのだが、当たり前というか伸びてきた時にだけ発生するから厄介なのだ。
男で美容に気を使うわけでもなく保護目的だから、アロンアルファやセメダインでも塗ればいいかと思ったが流石に体に悪そうということで、ベースコート剤だけを塗るようにした。
残念なのが、爪の表面を滑らかにするという触れ込みのものを買ったが、思っているような滑らかさではなく、色ムラもある代物だった。ベースコートというからには上に何かを塗るのが前提という事なのだろう、中途半端な見た目になってしまって具合が悪い。
爪を塗ってからは、比較的マシになったぐらいで根本解決にはなっていない。また、毎日塗り直していないので1週間ぐらいで2ミリ程度、爪の根元から先へ塗った部分が押しやられているのを見て人体の仕組みを知った気分になる。

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コロンヤを買った。
荏原は隠れたトルコ人街となっており、そこで売っている本場のものが輸入されていることを知り、ものは試しと買ってみた。
実際使ってみると、香料の入った消毒用アルコールでレモンとレモングラスが混ざったような香りのものだ。あまり香りは続かないものの、手首に鼻を近づけるとレモンの香りがまだ残る。
フレッシュな香りというよりは昔からある甘くないレモンの匂いだ。しばらくすると、風呂上がりの入浴剤みたいになる。
今はアロマスプレーとはあるが、匂いを好む層にあれば売れそうだ。

2020.12.07 / Category : 小噺