京成立石駅から区役所へと続く道が、再開発によって封鎖された。
そのすぐに隣にすでに解体し終わった場所にコンクリートを流し込み、急ごしらえの目抜き通りが出来上がっていた。駅前の商店が一気にゴーストタウンのようになくなって電灯もない、寒々しい見た目になった。昔あった建物が描かれた街の絵があったが、なんとも遠く感じる。
新しい活気のある街になれば良いのだけど葛飾自体、おしゃれとは程遠い場所だ。活気があるのは金町と新小岩。中心から離れたJR線沿線が栄えていて、京成線沿線は都内での開発がすべて失敗している。テコ入れだとは思うのだが、京成線の沿線というだけでは結果が読めてしまうから、多分偉い人がキックバックをもらうために尽力したとしか思えない。
ようやく病気も大丈夫だと思える状態になって、天下泰平酒場に潜り込む。いつも混雑している店なのにタイミングが合って一人だけすぐに座れた。しかし1杯のバイスサワーだけで足に来た。2ヶ月以上酒を自然と経っていたからそんな弱い状態にまでなるとは思わなかった。
健康は自分で作り上げないとデバフがどんどんかかってきて、日常生活すらままならないというのが段々分かってくる。少なくとも寝る前の風呂はできる限り湯船に浸かった方が回復力が高い。あとはメシを食わずに寝たほうが回復力が高いというのも案外語られない。
linuxで真面目な環境を作り上げたことがないため、課題が増えてきている。特定のものだけを稼働させることに特化するのはやったことあるけれども、商用利用とかそういうのが無い。なんとなくは見ているけれど、御用聞きの人員を送り込む以外の積極的に保守について考えている企業を見てこなかったのでそこで経験が積めていない。
そこで勉強するようにしたいものの途端に勉強することがたくさん増えてきてしまったため、途端に息が詰まりそうになる。
夏休みの記録。
叔父が祖母についての話をしてくれた。祖母とは暮らしていないので、どのような生活をしていたのか全くわからないが断片的な話が出てきた。
祖母は田舎の港町に住んでいて、どうやらそこそこ収入はあったようだ。まだ10代ぐらいの時に親戚か、知り合いを訪ねて日本統治時代の台湾まで船で旅をしていたらしい。目的は台湾で入院した友人の見舞いらしい。そこから先は分からないが、日本に戻ってきているのでおそらく戦争前には帰国したのだと思う。
叔父と母は港町で貧乏な暮らをしていたので、祖母が子供の時の話はあまり知らないようだった。ただし、戦後もシンガポール人が日本に寄港していた時に、ビールにサイダーを混ぜた「シャンディ」というのを飲んでいたという。それを覚えて、贅沢をする時に呑んでたという話をしていた。
ネットで調べてみると実際はレモネードとビールを混ぜたラードラーのようなものらしい。ラムネでレモネード代わりにして、シャンディとして日本で飲んでいたのだろう。戦後まもなくでそんな事をしているというのは初耳だった。
叔父の話を聞いていると、叔父は生まれてからずっと地元にずっと住み続けているので遠い親戚も大体は顔見知りとなっている。ただし自分の家族だと下の名前もだいたい同じで、漢字まで同じなので識別ができないらしい。なので、よく分からない呼び名が通り名になっているようだ。
なので例えば偽名だが「ヤスオさんとこの」とか「ヒロミチの娘」とか名前で判別出来ない概念として扱われている人たちがやたら出てくる。しかも直接会っても名前が「おいヨシ」とか「タケ」みたいなニックネームになるので親戚が実名で思い出せなくなっているそうだ。
なので家系図には明治時代の名前みたいなのがゴロゴロと列挙されている。まじまじと見ても本当に自分の親戚なのか自信が持てない。
引っ越ししたい気持ちが出てきている。地域も不満がゼロではないが良いところも多いので、もう少し広いところに住みたいという気持ちになっている。
でっかいホームセンターがあって、スーパー銭湯が近所にあるというのを探していたら新習志野が出てきた。塩害がなければ良いところなんだよなあ京葉線沿線。前に住んでた時はいろんなモノが錆びて行ったのにビックリした。包丁とかドアノブとかも塩害とサビのコンビでどんどん腐食していくのは驚いた。
評価軸みたいなことを考えると「加害者」「被害者」というのがネットでよくあるが「有利」「不利」というのがもっと大きい軸としてあるなと思った。
オモコロで妙な印象を受けることがある。全員がコンテンツに集中しているからか、演出というか読み手側のデザイン、インターフェイスがあまり良くない。
具体的には記事を読み終えてもトップページに戻る方法が無い。デイリーポータルZで慣れてしまっているのか、記事が終わるとトップ画面に戻れるようになっている。買ってくれ支援してくれと明確にメッセージを出している。今日更新された記事を読めたりする。便利なのだけど、だけどオモコロにあまりそういう導線がない。
オモコロだと画像が並んでいて記事作成のこぼれ話や作者を紹介するスペースになっているがリンクを辿ったところで、みんなYoutubeに出てたりして記事もロクにない状態なので、虚無だらけの場所に突然投げ込まれるような仕組みだ。
オモコロ、ふっくらのメンバーは特集の記事には出てくるが誰が何に出ているのかみたいな読み方ができない。ライターの記事には登場するものの、誰がどれに出てたみたいなのが作者以外ないので、「ヤスミノが出てる記事全般を見てみたい」みたいなことが出来ない。
ブロスやジモコロのほうがまだ誰かが出ているというのが明確に出てるのが分かるからそちらの記事を読むことが多かった。
なんというかデザインでも見た目ではなくて、アクセスした時に楽しめるような構造にしたほうが収益だのなんだのが改善するのではと思った。
太っている時に、ひょっとしたら痩せる方向に考えを向けることを思いついたのだが、その時の自分に効くかどうか分からないがこういうのが浮かんだ。
「食わなくて良いなら、食いたくないでしょう?」
なんとなく、習慣とか無意識で間食が癖になっている事もあるのでこういうのはどうだろうと推測している。明確に特定の何かを食べたいという欲求があるなら話は別だが、不快な気持ちをどこかに追いやる解決方法が無くて気がつくと食べるみたいなことがある。こういうのは食べ物だと気分がリフレッシュしやすいというのもあるから手軽でそういうのに行きがちになる。
こういうのは気分転換の手段が食う以外にも増えればひょっとしたら良い、というのがある。依存先を多数用意して幾らでも逃げられるようにする、みたいなことだ。ただし逃げ道には絶対達成感があるものだけしか解決できない。
酒やらギャンブル、場合によっては異性を振り向かせるというのが達成感だったりするのでそういう依存症になるリスクはありつつ、食べる方向とかより危険だ。
この当たりは筋トレ、勉強、社交とか正しいだろうけれど鬱陶しい話に巻き込まれやすいので正直近寄りたくない。
バスマティライスを何の気無しに炊いて食ったらロウソクみたいな臭いがした。大失敗だ。
タイのジャスミンライスの感覚で買ったけれども銘柄が違うものなのに、同じように炊いてみたらとんでもない結果になった。一緒に作ったカシミールカレーもしいたけを入れたりしたところ、全く辛味が抑えられたものになったので、期待から外れたメシになって気落ちしてしまった。