モラル

食が細くなった。
脂身を口にすると、すぐに体調が崩れる。以前とは明らかに違う。
老いが、確実に身体に出ている。

かっぱ寿司で、いつものように皿を重ねようとしたが、途中で気分が悪くなった。
満腹を待たず、胃が先に拒んだ。
かつては限りなく食べられた。満腹も、節度も、どこか他人事だった。

思えば、その感覚こそが、太る理由のひとつだったのだろう。
無制限な食欲は、若さに支えられた錯覚だったのかもしれない。


煮浸しをつくる。

BGMは大江千里「夏の決心」。
公園の水場では、子どもたちが笑い声を上げている。
その横を通り抜けて、スーパーへ向かう。
働かず、ただ暮らしを整えて過ごしたい――そんな願いが、夏の陽に黒くなるまで炙られる。

台所は、冷房の風が届かない。
安普請の鉄骨からの熱を感じつつ鶏肉、ナス、ししとうを順に炒め、ビミサンとバルサミコ酢で煮る。
仕上げに胡麻油をひとたらし。
火を止め、冷まして、煮汁を染み込ませる。

常備菜用の器はとうの昔に処分した。
かわりに、手近なステンレスのボウルを使う。
それで十分だ。あとは、冷蔵庫に任せるだけ。

昼下がり。
ぬるい煮浸しをひと口。
夏の疲れが、少しやわらぐ。


旅行先で買ってよかったアイテムを知るのは好きだ。
けれど、レビュー動画ばかり見ていると、ときどき我に返る。
自分は何を見せられているのかと。

実際に役立ったもののひとつに、部屋用のサンダルがある。
シリコンゴムの、薄手の突っ掛け。
濡れてもすぐ拭けるし、柔らかくて硬い床でも足に響かない。
使い勝手がよく、宿ではもちろん、帰宅後もベランダ用にそのまま使い続けた。

大事に保管しようと思わない気楽さもよかった。
ビルケンのような厚いものは荷物になる。
こういう時は、とにかく薄いほうがいい。


AIも使わず、ただキーボードに向かって思いつくままに日記を書いている。
けれど、あまりに文章が乱れていて、読み返すのも億劫になることがある。
書くことに集中するあまり、内容の整理もせず、推敲もしていない。
脳内の言葉を、そのまま指先から垂れ流しているだけだ。

さすがに、これは見直したほうがいいのかもしれない。

だから、AIで整えていく。

2025.07.29 / Category : 小噺

落日

びっくりするぐらい1日の流れが早い。
何も出来ないまま日が暮れるような気持ちのまま夜を迎えることが多い。ちょっと前の境遇だと地獄のような時間が流れてて、仕事が終わらないみたいな感じだったが、今度は何も出来てないという無力感との戦いになっている。仕事は出来ていないので焦りが出てくる。


スーツケースについて考える。

消耗品でしかないと考えるため、ブランド品を買う気持ちにならない。昔はリモワとか気になっていたけれど、そもそも旅行の頻度やら使い勝手について真剣に考えるほど試行錯誤が出来ていない。毎週出張なら逆に入れ替えたりするのが面倒くさいから我慢し続けて慣れてしまうというのもあるけれど、中途半端にブランクがあると邪念が湧いてきてしまう。

大きなスーツケースに関しては完全に布製が良いことが確定している。軽さが正義だ。雨に濡れるのが嫌だというのもあるけれど、海外に行くときでしかも歩き回ってホテルを探すようなことはやらないので今持っているやつで良いだろうと思う。

悩みが40Lと50Lのやつだ。50Lは絶妙にどちらが良いのか分からない。今は布製を使っているが軽いわけでもないし微妙な感じだ。


オモコロで素朴-1グランプリを見て、巖手屋の南部せんべいが話題になっていた。

あれは舐めて掛かって食べたら一袋無くなっているやつだ。胡麻のやつが好きだ。


DOAの紅葉を研究しているのだけど、つまるところ不知火舞との違いは髪を結うアレの色というのに帰着した。

色が違うだけ一気に遠ざかるし、白だと不知火舞っぽい偽物になっていく。細かいところは髪型とかが思ったよりも細かく分別しないと途端に十把一絡げに扱われてきたくノ一キャラに歩み寄っていくのも繊細なところだと分かった。


Destiny2の新シーズンが始まった。

翻訳が明らかに駄目な場面が出てきて、肝心なシーンよりもそっちが気になった。明らかに機械翻訳をそのまま読ませたりしてて、役者の人たちにそれを読ませてしまっている。業務品質としてはかなり低い。今回のシーズンをちゃんと理解できるユーザーはかなり少なくなってると思う。

今回は新シーズンということで、伏線を大量にばらまくのだけど、Destiny2だと特に日常に出てこない単語と「詩的な表現」がすごく多い。これはゲーム的な特徴でもあるし、ニュアンスが正しく翻訳されていると唸るような表現能力の厚みに驚かされる。でも、今回はそれがどうにも理解できないような形として日本語になっているという評価になる。

オリン、イコラ、ロディが今回のシーズンのセリフ回しがメインなのだが、具体的には次の所で完全に意味のわからない形になっている。下手すればネガティブな後遺症として引きずる可能性がある。

・オリンのセリフが全体的に説明的かつ、支離滅裂。多重人格によるものなのか意識障害なのかが表現できていない。イコラやロディの反応から普通に会話出来ているところから、意識がはっきりしているので、何があったのか?みたいな所に意識が行くはずだが、今回はとくにひどい翻訳が集まったという印象が強い。

・イコラはこれまでのセリフに近い言い回しがあるので、それほど違和感がなかったが、素人目で明らかに誤訳しているところを読まされている所をみて、色々と内情が暴露されているように思った。特にひどいと感じたのは、「fix」を「固定する」という中学生レベルの誤訳と、一人称のブレ。後者は重要な所で「僕」と読ませたので、嘘でしょ!?と思わず声に出てしまった。

・ロディに関しては特にひどいと感じることはなかったが、まあまあ変な奴なのか、彼の素性によるものかは難しいところだった。Ay, noとかいうのは、日本語の会話にはありませんとだけは言っておきたい。なんというか、彼のおかげでイコラの新しい面が見れたのは良かった。

多分日本語が出来ないのに出来るとか言って仕事をもらった人が混ざってきてやってんだろうなと思い馳せる。あとは、全体的な翻訳の流れをチェックするための人や時間、プロセスが適切に設けられなかったのが明確にわかる。アンケート取ってる割に全然業務プロセスを改善してねえじゃねえか。おそらくは品質に問題がなければ更に安いところに出そうとか、処理能力と報酬バランスを崩壊させた関係でやってる可能性もある。コストダウンのための出来レースみたいな可能性があるけれど。

ゲームとしては完全にDestiny1を意識した作りになっている。マップ内の直線的なデザインだったり、大量のクエストだったりが今までのDestiny2になかった要素に見える。個人的なUIに対しての感想は、ダッシュボードが出てやりづらい、という感じだ。今まではダッシュボード自体がないのでキャラの武器選択画面をダッシュボード扱いにしているが、クエストだったり色んな情報を網羅するような統合した情報監視機能を持つものがないから、やりづらい。Zabbixみたいな監視ツールがあったら面白そうだけど通信が面倒くさそうだ。


以下ネタバレ。

イコラが出てくるカットシーンで「CANINE」というのに「NINE」という表記があり、そこの表現が色々考察できるなあと思った。canine自体は動物病院監修のペット用健康食品で使う「ワンちゃん向け」という意味の単語なのだけど、明確には「犬」という生き物だけに絞ってない意味なので、そこに大きな権力に従う従者の侮蔑的な表現にも使える。だけど自分たちのことをそんな言い方とか、そこまでの敵対をするのか?という疑問がある。つまり、ナインに敵対しつつ、イコラに干渉し、警告していた存在があるようにしか思えない。あとは電話着信の時も誰かがイコラに話しかけて電話を取れなかった。ナインが他人の人生をコントロールできるから強制的に列車を使ったが、このあたりの最初の丁寧さは分からない。車でないあたり、イコラの人生には電車に関する何かがあるのだろう。

この辺り、転生前のスキルが一つ選抜要件になっていそうだ。1970年代に結婚して出産を経て、自分で車を持ってて、自分の部屋があって、私服のセットアップで問題なくて、といったらめまいがしそうなほどのエリートだ。映画「ドリーム」は1960年代だけど、その文脈で見ててもイコラが強い人間として描写されている。もしもイコラが現在の地球にいたら、2025年現在ならおよそ75歳以上の後期高齢者だ。

想定してロディがいなくなった100年後の2070年頃に人類が火星に行ったというタイムラインを立てているかもしれない。5年以内にできるかというと、あまり出来そうな気配が無いというのが正直な感想だ。

WEBメディアのPCgamerでも報道されているが、イコラの勤務先にある諜報機関にある「inventio exploratio observationis conexus」のポリシーがゲーム「control」に関係しているかと思ったが、controlの方は「inventio exploratio imperium」なので違う世界線のようだ。中央にある傷だらけの惑星がトラベラーのようも見えるし、何かもっと似たようなのがあったはずなのだけど思い出せない。

シーンの脇にあるガソリンスタンド併設のダイナー「Moon」があって今後、舞台には必ず関わってくるんだろうなと思った。あとは、単なる信号がある交差点であって、踏切ではない。だから電車というのはあり得ないのに、電車だった。そこは回収があれば楽しそうだ。

花に関しては、娘の存在は多分出てこないだろうな思う。単に、あの日のことだけを伝えるメッセージであり、ロディからではなくナインの誰かが誘導しようと使ったものと思われる。

2025.07.20 / Category : 小噺

アジア

NoctuaのNF-A14 ULNと280mmの簡易水冷のCPUクーラーを買ってきて、急いでシコシコと静音化に勤しんだ。低回転ケーブルについては単なる抵抗なので、無駄な温度上昇を避けるため使わなかった。ポンプ以外は1000回転を下回るので、かなり静かになってきた。とりあえず部屋の冷房の動作音よりは静かになった。ポンプの回転数はどうにもならない。やっぱりだが、360mmと280mmは静音を優先するならどっちでも良いということが分かった。


PCを構築するときは昔よりも選定の順番が面倒になってきたので、一回整理する。

  1. CPUは何を使いたいか型番レベルで確定させる。
  2. チップセットのグレードを確定させる。
  3. HDDやSATA系のストレージの台数を確定させる。
  4. CPUクーラーを確定させる。
  5. ケースファンの数と正圧・負圧のエアフローの方向性を確定させる
  6. どこのビデオカードを乗せるか確定させる。
  7. PCのケースを確定させる。
  8. 買うべきマザーボードの型番を確定させる。
  9. メモリを確定させる。
  10. マザーボードに乗せるm.2のストレージ(OS領域と必要ならゲームやらAI生成などの領域)を確定させる

この辺りであれば、大体の買い間違えは抑止できるはず。個人的な好みだと今はMSIが一番安定しているという印象。ASUSは耐久性が低い、Asrockとgygabyteは見切り発車が多すぎて安定性が低いというのでM/Bから消去法で選んでいる。ビデオカードもある程度動作保証的な願いをこめてMSIになっている。実際のところ、会社名が同じだとしても事業部が違うので動作保証とかクソ喰らえの認識で開発をやってるだろう。ZotacでもPalitでも好きなのを買えば良いんだろうと思うけれど、それなら静音性とか耐久性で考えていった方が良いとは思う。

m.2にの冷却ファンはあんまり付けたくない宗教に加入している。オンボードの数少ないファンのコネクターを占有されたくない。SATA電源から取れるのがあれば良いかもしれないが、コネクターが大きいのでかったるい。今後、m.2用にファンのピンが増えたら検討する。ARGBのピンが無駄だとしか考えられないので、そこに冷却用のファンピンを変わりに入れて欲しい。それまでは大きいヒートシンクが取り付けられるようになって欲しい。

メモリなんかもブーストとかあるが、そんなに体感で変わらないなあと思った。容量さえしっかりしてればそんなに気にならない。64GBあれば今のところ特に困らないはずだ。DAWでメモリ処理の負担が大きい奴だと変わるかもしれないが、PCに生楽器の打ち込みに金かけるなら人に演奏依頼した方がトータルで幸せになれる人の数が多いのでは?と思うようになってからは、それほどのスペックを大切にする必要はあるのか?考えてしまう。


成り行きでRaspberry pieにZabbixサーバーを立てることになった。手持ち無沙汰だったRaspberryPieもしっかりと嫁ぎ先が見つかり安心。ベンダー側のアレで仕方ないのだけど、このページを参照させてもらった。アレコレと次のことを考えられるようになった。

https://zenn.dev/aldente/articles/87404fa78379da

初めてnano editorを使ったけれど、viよりも使いやすいと感じた。


DockerにNextcloudを入れてみたけれど、ちょっとまだ落ち着かない。

・タスク管理というかBTS/ITSみたいなチケット管理システムが欲しいがそういうのがない?

・ワークフローでBPM的な感じのツールが欲しいけれどそういうのも無い?

このあたりはなんだか調べたりする必要があるのだろうけれど、少なくとももっと重要なこととしては、wordpressみたいにGUIでアップグレードできるようになって欲しいと思った。あとは、外部へのバックアップ機能とかも欲しいと思った。あるかもしれないけれど、小学生レベルでできるような機能として提供して欲しい。


SandiskのUSBメモリ類に対しては完全に「信頼できない」という烙印を押すことで心の安寧を確保することが出来た。

1年も持たないんじゃないかと思えるような耐久性だ。半導体のダイでも品質が悪い奴をモッタイナイ精神で製品化しているようなジャンルの製品というのが分かってきていたが、それでも競合他社と比べて圧倒的な耐久性が無い。大体は1年ぐらいでデバイスの認識ができなくなったり、データを書き込もうとしたら書き込めなくなったりする。色々な販売店から買っててすべてコピー商品だからそういうものだ、と言われると反論も出来ない。


竹シーツを買ってみた。

叔父夫婦が「夏にあれがあると良い」ということで、試しに麻雀牌みたいなデザインの奴を買ってみた。しかし効き目が強すぎて現在は使用を保留している。

熱中症防止の為、夜中はずっとクーラーを掛けているのだけど、寝返りを打つ度にヒヤっとするので体内の熱を奪われていくような感じになる。その度に体がより発熱しようと不随運動を始めるので起きる頃には体がだるくなる、というのになってからはちょっと使用を止めている。

あとは寝返りで麻雀牌の角が肩やら色々なところ刺さるので、体重をかけると痛いのもマイナスポイントだった。起きる時に手をついたりするのもちょっと不快感があるぐらいなので、タイル貼りの上で寝ていても全く体が痛くならない人だったら良いのかもしれない。

使っててびっくりしたのは、思った以上に放熱効果が高いのか、触れてたところが肌から離れた途端に人肌のような温度がなくなっていくので常に冷たい感じがキープされていることだ。そういう冷たいのが好きな人が良いと思うが、自分のライフスタイルとしては体を温めて寝ないと体が休まらないというのが自覚しつつあるので使うタイミングがかなり限られそうだ。

いい製品なのに自分に全然合わない。


病院の診察で難病なのかよく分からないものにかかっていることが分かった。

あんまり健康に危害は無いはずだけど、とりあえず一部の人にしか見られない奴だから病名を付けているような感じっぽい。とりあえずは精密検査をして、本当に病気的に何か取り返しがつかないものになるのかみたいな確認に入るそうだ。


KERで昔、動画になっていたCinnamon toast crunchを買ってみた。

味としては、かなり良くて、今回白眉となったのは動画と同じような感想になったことだ。というのも紹介されて「本当か?」と動画などの登場者との味覚のセンスが一致しているか?という疑いがある。こういうので全然合わなかった例が、大泉洋だった。これまで「おにぎりあたためますか」のロケ地を聖地巡礼と言って訪問しているけれど、最後まで意見が合わなかった。多くの人は賞賛しているけれど自分はどうにもそうじゃないという感想になることがほとんどだった。

食べてきたものが違ったり文化圏が違うと味覚まで共通しないことが多いので、他の人ならどうだと思って色々と勝手は見てはいるが思った以上に、宣伝だったり商売が原因で、共通意見を持てないというのが多い。一時、食べログで同じ味覚のレビューを書いている奴を探せとあったが、自意識過剰の海を渡るほど飢えていないから探すまでには至らなかった。

そういう意味では、KERの中でもKevinの味覚が比較的共通するところがあるかもしれないと思って見ることにしたら思った以上に共通する点があり、参考指標にしている。ブルーラズベリーが好きだったり、


Rogue Genesiaのメモ

Getting SciencyとParticle Physicsは、ガンスリンガーを使って、アナクロ(スーパースローモーション)とアクティブタレント(Fキーで使える乱射技)を使うというのが正解と分かった。弾丸の速度についてはよく分からないけれどハンドガンかsmgで問題なく取れた。特にカードのアレじゃないと駄目みたいなものは無くて、素直に育てて簡単に出来たというのが結論だった。拍子抜け。

2025.07.05 / Category : 小噺

自動下書き

ようやく怒涛の1ヶ月が終わった。

今の仕事でもありえんぐらいの小忙しい落ち着きの無い暮らしぶりだった。仕事自体はまだまだ詰まりきっているが、毎日会社と遠方を行き来するような、中途半端にダルい仕事をしなくて良くなったのは救いだ。一方で3週間もダルい生活をするぐらいなら、ホテル暮らしにしてくれと思った。リモートで仕事して良いなら、さっさと自宅かホテルで集中してやりたかったが死なずに済んだ。


身の回りでちょっとした熱病が流行した。先々週ダウンしたのは実は貰い物だったのかもしれないと疑う。都内在住ならご用心を。


自宅にデスクトップPCを置いているが、場所を取って嫌だと思う場面が出てきて良くない。結局ハイエンドの持ち運びがやりにくいノートPCを買うという結末が待っているだけだ。あとはchatGPTで音声入力による脳内整理をしているため、オーディオをきちんと整理するのも面倒だからといちいちThinkpad X280を立ち上げて使っていたりする。しっかりしたオーディオ環境なのでヘッドセットとか逆にコンデンサーマイクを用意したけれど、むしろ面倒くささが増えてしまい使えない感じになってしまって辛い。


手指のささくれが半端ない時にマルチビタミンのサプリを取ると数日でパタッと止まるので、自分の栄養バランスを考えるには良いシグナルなのだなと思えるようになった。ささくれがない生活を心がけたい。

そして最近は食物繊維を取れるような事態じゃないと気が付き、イヌリンを飲むようにしたが色々なバランスが悪いために体が「うんこが少ないけど、なんなのアンタ?」みたいな肉体からお叱りをいただくような便通になっている。軽い食事制限をしているために、「便へのちから」が明らかに高回転で唸りを上げているのにクソが追いついてないという人体の神秘を自分で生み出してしまっている。あとはケツからブラックホールを出すだけだ。

お食事中の方は、すみません。

マニアの方、お待たせいたしました。


昼休みに急いでアキバでPCパーツを買ってきた。仕事には影響がない。これぞ西村京太郎トラベルミステリー。

残念なこととしては俺と今まで会ったこと無い無関係の誰かが死んでいる。これぞ西村京太郎トラベルミステリー。

最近は低回転固定のケースファンが市場から死滅したため、静音PCが作れない時代になった。できないことはないのだけどBIOSで徹底的にスペックを落とした上に、ファンも低回転にしないと使い物にならないようなのが多いので面倒くさい。5インチベイのファンコンとかも無くなったし、静音というのが完全に無理に近い時代になってきた。140mmも2000回転が当たり前とか誰が予測できただろう?

低回転にするための策を練ってもメッシュタイプのPCケースだと音が筒抜けのため、効果が少ない。窒息ケースも新しい製品はなくなってo11のクローンが市場を占有している。やれる選択肢が減ってきた。

あとは簡易水冷を使ってて感じたのが、360mmだとファンを3つ使うのだけどハブ経由で給電すると回転数が滅茶苦茶になるから、雑に冷やして運用させるのが精一杯という学びだ。SATAの電源から12vを引っ張ったりすると回転数すら制御できずに定格で動く羽目になる。ハブによってはUSB接続でファンコンを入れられる奴もあるが、ユーティリティがカスな出来なのでゲームを起動しようとするとライティングだとかで余計なことをして遅くなるだけでなく、起動できなくなったりする。入れたくない。

だったら280mmにしてケースファンを減らし、M/B直結にしたほうがまだ適切な制御ができそうだ。MSIのCarbonクラスですらそういうのに対応ができていないというのは思わぬポイントだった。だから最近のケースファンはケーブルレス連結だとかやっているが、PWMの意味もなくなっているような気がしてならない。

ARGBによる制御も面倒なので、それならM/Bにつけられるファン数でケースなども考えていった方がマシなようだ。ケースに5個ぐらいのファンを取り付けられるのが限界として見たほうが良さそう。そういう観点からしても360mmはバランスが悪い。


細かいことでもChatGPTで壁打ちして、企画を練っていかないとどうにも質の低い言動がなる。

場当たりになるから仕方ないというのもあるし、マインドセットやワークフローも無いからというのもある。そういうものが無いと糸の切れた凧としかなれないのだけど、自分で好き勝手やって良いという言葉に置き換えて挑戦するというように持っていかないとどうにもモチベーションが下がる。

2025.06.20 / Category : 小噺

台湾、ゴリゴリ旅

台湾に行ってきた。
息をするように仕事をしていたので多分、ほとんどのことは記憶に残らないだろう。

観光ではなく、ずっと同じComputex会場であれこれとしていた。今年はAMDの影すら見られなかった。一応は新作のビデオカードは出ているのだけど、5060ぐらいの手頃なスペックの型番の発表ぐらいで完全にnvidia万歳も良いところだった。IntelもCPUに関する強姿勢な発表もなく、衰退という単語が過ぎるようなブースだった。

一方、ジェンスン・ファンも来台した時点で各ローカルメディア総出で速報を出したり、それに合わせてnvidia本社やスパコンセンターを台北に作る爆弾発言を持ってくるとか、すべてが用意周到だ。偶然、眼の前を本人が通っていったが、台湾の人たちからの現人神みたいな扱いが印象的で、熱狂していたことが目に焼き付いた。確かにこの数日で台湾に数兆円の金額と産業に流れ込んでくるという発表を聞いたら、とんでもないことになるのは当たり前だ。

本人も別に普通のおっちゃんというフレンドリーさが今のカリスマになりたい人たちと一線を超えているところもあって好印象が半端ない。ニュースでも余った炒飯弁当を捨てるのが忍びないからと出待ちで集まった人たちにプレゼントしたりと、とにかく自分の地続きにいる人としてロールモデル感が半端ない。

2年ぐらいのロードマップを見る限り、アメリカと中国がそれぞれnvidiaにとってのベストパートナーですらなく、リスクでしかない、というのを言わないようにして上手に距離を置いている。アメリカのせいで中国での売上を制限されたり、中国も台湾召し上げで会社を奪い取ろうとしているのに対して、台湾を上手に利用して干渉を拒絶している。この辺りの商売のバランス感覚は本当に上手だ。ともすれば政治に飲み込まれることが多いのに、企業として掻い潜っている。そういうのを含めて台湾の目指すべきひとつの形として発露しているように見える。

Computex会場で有名人とか見かけねえかなあと思ったが、hardware canukesやgamers nexusとか全然見かけもせず。しかし確実に会えるNoctuaのJacob氏としっかり写真を取ってきた。実物も見てきたのだが、パッシブ水冷とか早く出て欲しい。あとはNoctuaコラボのFlux Proも見てきたが質感とかとても良かった。ケチッて小さいバージョンを買ってしまい若干の後悔はあるのだけど、機能的にFluxはかなり良い。

Antecが中年狙い撃ちで「nine hundred」「P180」とか名機と同じタイトルでケースを出しているが、今のところはcorsairの5000Dと、fluxのあいの子みたいな感じで、まだ様子見かなという感じだった。窒息でもなんでもいいから消音タイプのケースが欲しいのに、世の中はLianLi o11の類似品ばかりだ。買ってよかったと思える製品がどんどん少ない。3.5″HDDが3台載せられるケースがフルタワーしかなくなってるのだから、あんまり魅力を感じないというのもある。これは間違いなくDefineシリーズの呪いだ。

初めて実機を触れたけれどFL-esportsのキーボードとかコスパ良さそうだなあと感じた。ゲーム目的なら質感が良い。あとはIQUNIX EZ80が絶対売れそうだとおもった。店舗売りだったらPCMKを超えれる可能性もある。

wootingは10代のキッズ達が押しかけていた。これ以上は何も特筆することがない。なんというかマーケティングが完全にネットに絞ってて、そこにリーチできているというのが凄い。

あとはDOOM dark agesがやたら展示されていたが、100インチ超えのLEDビジョンに人を大きく2つに分けている映像を流していたりとおおらかだ。


台湾の町並みについて。

日本人初心者でも多分問題ないが、昔あったような為替で安いからショッピングで行くような感覚の場所ではなくなった。少なくとも日本の物価と同じかそれよりも高い。屋台も安いと印象があるかもしれないが今の値段だと500円ぐらいだったり、屋台のお茶が1杯150円だとか少し前の日本のファストフードと何ら変わりない。本当に日本が貧乏になって落ちぶれているのを実感した。別でタイ旅行も計画しているが、昔は1/5ぐらいの物価という記憶だったのに、今では物価が変わらないのを見ていると日本円は価値がない。他の外貨のバッファみたいなリスクがあったときの預け先みたいなものだ。

セブンイレブンも7割ぐらい、日本のものを売っている。異国文化を楽しみたい人間としては至極残念だった。日本のアレが食べられないから生活のリズムを失って、ホームシックに掛かるようなことは全く無い。地元のスーパーにも行ったのだが、醤油も下手したら大きめのイオンぐらいのラインナップを揃えていたりする。地産地消に対してはあまり考慮はしてなくて、価格が安いからローカルのものを買っているみたいな立ち位置だ。

しかし文化的な要素は中国語圏でも独立した文化体制というのがよく分かる。会話だったりイベントだったりコミュニケーションなどの儀式などだ。地下鉄を乗ってると、思った以上に台湾という都市は大きい。それを中国から島に持ってくるというプロジェクトがどんなに途方もないことか。タワマン一つ作って、ハイソな文化だ生活だと言ってるのが馬鹿らしい。

日本以上に湿潤な気候のせいなのか、カビや微生物が猛威は大きいと感じる。台湾にあるカビっぽいというか土の匂いというのが空港から降りたときから感じるのだけど、植物の繁殖力と下水処理能力のバランスから、丁寧にゴミ出しや衛生面の負債を排斥しててもこの街は自然にうっすら負けている。そういうのを含めて異国の地だというのに意識するようになってきた。ごぼうのような土とは違う、泥とカビが混ざった匂いが漂う、なんとも日本とは違う気候だ。ひょっとしたら沖縄などに近いかもしれないが、よくわからない。


台湾から帰ってからも調子が狂っている。台湾に何かを忘れてきたまま帰ってみたような、ズレ具合だ。

日本に近い場所だからか余計に違和感が残っている。


台湾土産。

台湾で買った湿布とかもなんだか、民間療法すぎる感じのパッケージで大丈夫なんか?みたいな感じだった。調べてみたら漢方の成分がメインで、パッケージには「ボルタレンのような成分が入ってないから肝臓を傷めないぞ!!」と書いている。多分、そういうニーズはあるのだろう。サロンパスは本物があったのだが、その隣に一條根うんたらとか、金牌だとか書いてるのを見てると西洋医学があんまり及ばない感じがまだまだあるのだなと感じた。こういうのだけが海外旅行に行ってきたという記憶に残る。


また秋葉原のはずれにある病院に行くことになりそうだ。

前回はド夏に通ってたが、健康診断からびっくりするような感じで精密検査を受けろという警告が来たからだ。10年ぐらい前なら余った皮とか、二重にしてくるだの、愚にもつかないワードが出てくるが、ジジイ前だと色気に関しての話は逆に本気と捉えてしまう若者が続出するような気色悪い話になるので、スッとこういう下ネタは流すことにしている。

診断結果で、記憶のない「脳に怪我」とか色々書かれていたらそりゃビビる。正確なのだろうから良いかもしれないが、deathに関係するワードがフリもなく出てくるので心臓に良くない。

近所は下町のヤブ医者みたいなのばっかりで、行くべきところが非常に限られている。改めてこういうのを考えると医療がしっかりした病院が街に住みたいなと思うようになる。


台湾から帰ってきて、一人だけずっと3週間近く小忙しい暮らしになっていた。

その忙しさが確実に原因だと分かっていながら心を封殺して仕事をしていたところ、土曜になった途端に一気に疲れが爆発したため、39度とか1年ぶりぐらいの発熱に襲われた。病院に頑張って移行したが、体温を見てから完全に心折れ、寝込むことにした。


2025.06.08 / Category : 小噺

文学フリマに行く(予告)

読む側で、だ。

Twitterでいろいろ見てると「話が長い」「文字数制限になると極端な表現になって周囲がポカーンとする」「文章で描いてるものがとっ散らかってる」「見てる側は結論が分からずイライラする」「お前はインフルエンサーでもセレブでもないのに、どうしてだ!?」ようなものが大量に出てくるので心落ち着く。人間らしさに溢れてる。あんなにゆるかった世の中がどんどん複雑になっていく。

精読とかやってる埒が明かない、開き直りのスキルがあると途中離脱が怖くない。理解できないプレッシャーがあっても、最初にイメージをもたせる文章で視線誘導ができてねえ時点でうるせえ黙れ、みたいな強い気持ちで臨める。熱意がない、ロマンスを語るのが下手くその文を見ている興醒めしても良いのだ。

あとは、屋号についてはセンスが求められるなあと思った。名は体を表すから、説明とブレてるだけで情報量がねえなあ、と判断されるんだということも思った。10年以上曲も作ってねえのよく分からねえ名前のレーベルを掲げてる身分には心底辛い発見だ。

そして、夕方起きてしまった。焼きそば食って寝る。


倖佳の前を通ったら、やっぱりというか大将がブチかまし精神全開でメニューが増えてて心配。

勉強熱心だし、ハズレが無い店なのだけど人員が減ってワンオペで拡大営業だから訳が分からない。奥さんの産休もあるし、やっぱり頑張るのはやめます的な感じで上手に調整して欲しいと願うばかり。

案の定、旨かった。体力が続く限りというよりもずっと続けられるようにいて欲しい。


Doom the dark agesがDoom eternalのような不穏な空気過ぎて、やる気があまり出てこない。

Doom2016をやり続けてた人間からすると、DOOMのスキンを使った何かのゲームのmodみたいな気がしてならないのだ。DE自体、任天堂のゲームなのか陽気なパズル要素が多くて、世界観を破壊した要素としか受け取れなかった。鬱陶しさが気になってばかりだった。

さらには今回はパシフィック・リムばりの巨大ロボが出てきたりと、ソリッドなゲームには見えずタイミングでボタンを押すゲームみたいなものではないのかという疑念がグルグルと頭の中で回っている。武器もdoomらしくないものばかりになっているので、doomの名前で好き勝手にやってるなあという感想になっている。セールの時に買って確認するぐらいの立ち位置。


レントゲンでバリウムを飲んだものの、クソが出てこなくて焦る。

結局は風呂に入って体を温め、イチジク浣腸を使ってたら無事におおごとにならずに済んだ。水分も取っていて、しっかり当日中にはバリウムの呪いから開放されていたと思っていたけど、まさか寝起きで呪いの声を聞くとは思わなかった。バリウムの試練。ストランドとボイドの25%デバフ。


最近はアヴァンギャルディの動画を見ていることが多い。

もともとアカネキカクであさちゃんの大阪万博動画などで登美丘高校ダンス部が好きだったが、部活では難しいところ(未成年をメディアに出していいのか?的な倫理的な問題とか)もあるなかで、プロとして進む人たちが形作って出てきたのは本当に良かった。

コロッケが指導する動画でも、色々と示唆が含んでいて方向性が一致する凄さみたいなものもあり、エンターテイメントとそうでない所の話も分けて語っている。なんだろう、こういうのは見れて良かった。


あんまりメインストリームに触れてこない人生だったので、「ここ最近で格好良かった俳優やアイドルは?」「まんがで登場した最高にクールなキャラは?」「心に刺さった名シーンは?」みたいなものに対して全く思い浮かべることがない状態が続いている。そういう意味では想像力と記憶力に偏りがある。

現実世界で訳のわからない心理戦ばっかりやっていたら、漫画とか読んでたら気持ち悪さが先に来ることが多く、続けられなくなっていたというのもひとつの理由だ。


2025.05.24 / Category : 小噺

オブジェクト配置

仕事上、Vegas proを10年ぶりに使った。10年以上前の使いづらさのまま最新バージョンになっているようだ。

22というバージョンの体験版を使ったが日本語すらまともに入っていない。入るのかもしれないが過去バージョンのデータ継承もまともにやらなくなったのだろう。使い方はYoutubeでなんとなく思い出しながら数時間で簡単な動画を仕上げることができた。

基本、レイヤー配置とかカットみたいな作業しかないなら10分ぐらいのレクチャーで使える奴なので紙芝居ぐらいならすぐに出来てとても楽なのだけど、縮尺とかが独自すぎて面倒くさい仕様だったことを思い出す。しかもここまでバージョンアップしても丸や四角のオブジェクト配置すらままならない事が分かって完全なやる気が失った。ベクターデータの配置みたいなものもあることはあるけれど、直感的ではないし、複数のオブジェクトを一つずつレイヤーで配置するような作りになっているので、プロジェクト全体のタイムラインが即座に見づらくなる。

言い換えるとパワポ感覚で使える機能が全く無いので単なる素材切り用途ででしか使い道が無い。救いがあるとしたらpremierとかの他のソフトで使えるプロジェクト形式に変換するのだけど、それがもし使いづらい形式に改ざんされているようならもう触らない方がいいぐらいだろう。

とりあえず、次回辺りから動画を作るならPremierProを使いたい。そんなに変な仕様じゃ無かったはずだ。昔はマスコレを買っていたけれど、全然使わないしで今はphotoshopしか契約しなくなってしまった。秘蔵の海原雄山コレクションを手入れするのにはphotoshopの方がちょうど良いからだ。Affinityも使い始めたが、なんとなく設定を記憶してくれなかったり、いちいち調整を自分で手を入れないと使い物になっていかない感じが面倒くさい。


最近は昔を思い出すようにクーロン黒沢の動画を見るようになった。温度感といい、淡々とアングラなのかそうでもないフラットな視点で語る動画とかはとても良い。繰り出されるエピソードはとんでもなくエグいものなので、万人に勧めたら寝込むような人が出るのは必至なのだが。DJ北林とかミスターPBXとか覆面で誰かのペンネームかと思ったら本人が登場したりしてアビ教官、キョーフのズンドコになるかと思ったら意外とヌルっとしている温度感だった。

そこから丸山ゴンザレス、村田らむといったライターの答え合わせ動画を見るようになっているが、当時はどんな視線でバックパッカーというのが見られていたのかというのを知ることが出来た。ろくなもんじゃねえな(小並感)

歳を重ねると別世界の出来事だった思ってたものが、地続きじゃねえかという不安や恐怖を覚えるようになってそりゃ戦争とセックスは無くならない訳だと覚えを得る。


老化について記録する。

若い人にも伝わる老化というのが何なんだろうと考えながらと取りまとめる。今までに遭遇したことないバグだらけの状態になることが多い。

・風呂に入って体を温めてから寝ると初めて疲れが取れる。回復までのステップが長すぎる

・腹が減ると満腹が同時に来る。腹が減ったからとみかん1個食うだけでもう食いたくないという気分がやってくる

・寝不足になると吐き気が止まらない

・食事をして満腹になるけれど、食事をしたという満足感が全く無い。

・気がつくととても臭くなる。これは中年特有かもしれないが、手入れしてないとなんだか悪い匂いがするだろうという警戒心がまとわりついてくる。


最近は手軽にゲームをするという環境が全くない。

Destiny2を気軽に起動してプレイできるゲーミングPCならいいのだけど、どれぐらいのスペックが必要なのか検討がつかない。


大阪万博に行ってきた。

ミャクミャクの人形を買ってきたので、個人的な思い出としてはこれで十分。会場では声に反応する人形が売ってなかったので残念だった。レネの人形も買おうかと思ったが、チェコのパビリオンだけで売ってなく30cmぐらいの1サイズだけ9000円で販売されていた。もう少し小さいサイズがあれば買っていたけれど、持ち帰りが大変になるので諦めた。移動に余裕がある人たちに買っていってもらいたい。

万博のアプリでしか予約できない、というのを知ったけれど基本的に予約状況を確認しつつ、予約をいれるのがクッソ煩雑で腹がたった。何が空いているのか1ページで掌握できないし、予約できないと最初のページにまで戻されるので、予約しようという気持ちが萎えてくる。なので散歩して回ったのが印象にしかない。おそらくだが、気の抜けた時期になるだろう9月頃が一番楽しい時期になると思う。並ばずに色々なところに入って見学できるほうが経験としては期待するものだから、今のような予約だ何だで全く入れる空気感の無い今は、それはそれという感じだった。

閉会したら取り壊されるだろう輪っかに登り、内側のパビリオンよりを見渡したものの全貌が見えず、むしろ高い建物がまったくない入口ゲート側の展望のほうが良かったという感想となった。

何かを見聞きすることに対しては高えなあという感想だが、マレーシアやスペインのダンスイベントなんかは並ばずに見える賑やかものだったので、そっちのほうがずっと良かった。北欧のパビリオンを見たけれど、暗い部屋でパワポ動画を見てムーミングッズを買え、という流れだった。解説があれば違うのかと思ったが暗い部屋で待たされても何もなかったため、数分で出てきてしまった。

多分、デザイン建築物を見て回りたいひとだったら楽しいと思う。子供連れとかだったら、ひたすら大変だろうなあという感想になる。


実家に帰る。

静かに狂っていく、という単語を噛みしめる。狂っていくというのは、錯乱するとかせん妄みたいなことではなくて、今まで噛み合っていた歯車が合わなくなっていく、調子が狂うというようなニュアンスだ。親子関係には違いはないのだけど、親が徐々に知らない人になっていくという感覚になる。

過去の記憶も曖昧で、最近と昔の出来事の境目が曖昧になっていく様子を見ていると肉親でさえもどんどん、関係性がない他人へと馴染んでいくように感じてしまった。自分のことも断片的に覚えていたり、過去の知らないことなども今頃になって初めて知るということもあるのだけれど、なんだか怪しい感じになっている。

母親が赤ん坊だったおれに障がいを持たせてしまったんじゃないかと懺悔することとして、息子が誤って階段から頭からコケたという話と認識していたが、違っていた。赤子だったおれが子ども椅子から足を出して、テーブルを蹴飛ばし、ひっくり返って頭から落ちていったという話だった。なんとなく頭の形の話については、自分が赤ん坊を見きれなかったことに対してなんとなくバツの悪そうな感じで話していたので、本当かもしれないが最近のことを覚えていなかったりとなんとなく親も記憶に関しては徐々に断捨離が始まっているかもしれない。そこが、なんとなく少しずつ親子の時の関係性や記憶もすこしずつこの世から消えていっているような感じがして、しみじみと悲しい思いになった。

2025.05.07 / Category : 小噺

背乗り

BungieのMarathon ARGについての日本語情報が全く無いので、英語の情報を漁っているが今はネットの謎解きキャンペーンをしているんだなというところまでが限界だった。しかし、謎解きも無効だと発想力とか、とんちみたいなのではなくて音声解析だとか随分本格的な追い込みかたが必要なものだ。

Destiny2にも同様のことがあるので見ないようにはしているが、バイナリや通信をディスアセンブルして解析している技術系の人たちがいるぐらいなので、「本気」の通信みたいなところは時間の問題にしか思えない。

と思っていたらすべて解けたとYoutube動画で出てきた。

Marathonのデザインを見ているとthe designers republicを思い出す。おっさんしか知らないがWipeoutで随分と尖り倒したデザインハウスだ。30年以上前のデザインの系譜を受け継いだようにしか思えない。サンセリフ体のフォントの選び方とかがかなり共通していることが多い。

3人組でプレイするタルコフ、というのがゲームの根本らしい。

D2と同じように上手にコミュニケーションが取れない時点ですぐに負けるゲームと想定されるので、中国系のすぐに好き勝手遊べないなら相手を妨害するムーブをするユーザーにマッチングで遭遇して、やめてしまう可能性が高そうだ。

現時点で著名なプレイヤーだけを招待してロケテストをしているという情報もあったが、彼ら同士の交友関係を作る素養があるので、新規で何も友人とプレイする習慣の無い人を集める部分に対してのデザインはD2と同じで、おそらく何も無いのが推測される。


Adoが歌で怒鳴るのは気にならないのに、大森靖子が歌で怒鳴ると不快に聞こえるのは一体なんなんだろうと考える。

歌詞などで自分の中にある不快さとかそういうのを関係のない相手に伝える手段だから不快なんだろうと思う。暴力的とは言うけれど関係性がない人からすると他人の喧嘩が楽しく見えるのか、ただただ自分の視界に生々しい他人の都合を意図的に持ち込まれて嫌になる気持ちと同じだ。Adoだとそういうのは舞台というか、明らかにパッケージ化されてていい意味で人生に侵食してこない線引きがあるから気持ちがいいと感じられる。

若い時におっさんのどうでもいい都合を聞かされてウンザリするのと同じで、逆におじさんになった今だと、同世代がその話するのもダルいし、別の世界で生きている人間が世界を代表した詰めと脇の甘い話をしていると、引っ込めてほしいという気持ちになるので個人の性分の話なのだろうなと思うことがある。

街録チャンネルはオープニングはどうしても不快なので飛ばして見るしか無い。


体育会系が悪くない、というかフラットな目で考える時間があった。

この年になってきて彼らが優遇されるのは「教育ができる」とか「面倒が見れる」という他人に干渉できるスキルがあるからだという面も分かるようになった。出来ない奴をどうやってカバーするか、そういう相手の能力を見て、チームのパフォーマンスを考えるみたいなことが出来るかどうか、みたいな創意工夫があるから、他人より優遇されるのだなと思った。

文化系だとそういうチームよりは個人の能力だけで頑張れみたいなボクサーばりの孤独な戦いが強いられる。サークルだとか部活とかはあるけれど、どうにも仕組みなり何かを利用して支えるようなことが無いような気がしてならない。そこが当たり前だと人を助けるだとか、場の空気の支配力みたいなものがどこか自分優先みたいな所になっていく傾向があるような気がする。

体育会系で似たのが多分宗教なのだろうなと思う。コミュニティを運営するというのが価値観が近いほど連絡はうまく出来るけれど、一人だとか、金銭の独占が人生の中でかなり大きい規範になっていると多分、孤立していくリスクが高くなっていくというのが分かった。

2025.04.18 / Category : 小噺

珍々亭

最近は太田胃散の錠剤を常用するようになってしまった。
胃痛やら胸焼けがひどいなあという時に使うと、30分ぐらいでゲップが出て落ち着くという効果覿面の機会が本当に多い。

動画の医者たちは自作のサプリメントの販売に誘導しているからかなりEvilだが、ここだけの製品ごとの区分けなら害は少ないと思って見ている。薬剤師のYoutubeの信頼の無さみたいなのにはビックリしている。知識で的確に殴るとかではなくて、バズりたいとか自己顕示欲が半端ない。なんなんだアレは。


最近見てるYoutubeでIllidianceというロックバンドが紹介されてきたが、かなり好みだ。クリーンボイスが良いと贔屓目になってしまう。


自分が子どもだった時の経験を思い出す。

小学校の門の前で、ファミコンカセットを見せびらかしているおばさんがいた。

30本ぐらいのファミコンをアタッシュケースみたいなものに入れていて、「塾に入れば好きなゲームを1つあげる」という話だった。当時はそういう「商売」みたいなことすら知らなかったので、塾に入りたい的なことを親に言って即座に親から足蹴にされたことを思い出す。今から振り返ると20万ぐらいでファミコンソフトを買い漁って、プレゼントすると言い回るのは倫理的にはさておいて効率的だよなと思ってしまう。商売としてもよくわからないポストティングに期待するぐらいなら、そっちの直接的な宣伝をした方が金になりそうだからだ。法的にもどうかはわからない。

もしもあの塾に入れたとしても、ファミコンカセットなんかもらえる以前に塾自体が存在しない可能性もあっただろうし、塾自体があってももらえる可能性なんかないだろうな。

あの小学校の門の前には変な手合いが集まってきたなあというのを思い出す。町内の夏祭りに知らない中年が勝手に夜になると店を開いて、折ると光るネオンブレスレットとか売っていた。今はもう身元が分からない奴が学校の近くに行けるような世の中ではないと思うから見ることもないと思う。だけどそういう考えは形を変えて出てくるんだから果てしない気持ちになる。


GMKのキーキャップすげえなという感想を抱いた。

・指の腹がザラザラしているがしっかりと指紋と食い込むような粒度になっていてすべらない

・ABSだからなのか、キーの縁に当たっても角が痛くない

・ABSだけどそれほどテカテカにならない

3つ目はそれほど使っていないから勝手な推測だけどFilcoの標準品についているキーキャップよりもずっ と耐久性は高い。


油そばを食べたい。

あの旨さの幅が狭い、店屋物の味だ。

20年ぐらい前に一人暮らしを始めてラーメン屋を開拓するというのをしていた時に、油そばというのがポテンヒットという言葉相応しい感じで小流行していた時期があった。近所にそういう店があったので行ってみるものの、何をかけても味の深みが出てこない独特の味わいにびっくりした。小流行というだけに他の店もあったけれど似たような味しかしなかった。そのために、なんて美味くないものなんだと呆れていた。

ときは流れて、久しぶりにあの味が残っているか調べたかったが、下町にはそういうものはなくてネットで調べないと出てこない状況だ。また食べたい。

モラルとして良いのか?という、あの屋号は気になる。


自宅のAMD機にVMware機にして使っているが、デカすぎてだるいなあと思っている。

個人だからスペックには申し分はないのだけど、単なる開発環境として使うにはそこまで必要じゃないしで小さいサーバーが欲しい。こういう目的だとすぐにノートPCを買いに走って言ってたのだが、いい加減ノートPCも買いすぎて処分するのもダルくなってきてしまっている。物欲よりも形のないものに対しての欲求の割合が増えてきた。

2025.04.05 / Category : 小噺

杏仁豆腐

白髪染めの染め時間がよくわからない。

少なくともLucidoを使うと、おれの髪質だと便臭っぽくなるので、違うブランドを買わないとダメなことは分かった。前はブランドも忘れたけれど、1ヶ月間は強烈な便臭になって使い切れないという地雷製品があったので、次は何を買うべきか不安で仕方ない。どのメーカーのパッケージも似たような感じで「昔の氷川きよしorショーン・Kにどれだけ似ているか?選手権」みたいな感じだし、億劫だ。


Destiny2に対してのモチベーションが意味不明に下がってしまっている。エピソードはクリアするものの、迷宮やらアクティビティなどに対しては前向きな感じにならない状態になっている。


倖佳は、良い方の理由でワンオペ体制になると分かって一安心。

あとは奥さんも健康でいてくれたらと願うばかり。そして、勉強熱心な大将もワンオペで体を酷使しないことを願う。たぶん「一人だと負荷がかかるけれど、やっぱりあれを作りたい」とかやりかねない。これから年単位で一人働くのだから。誰かのつてで弟子を雇えるぐいだったら良いのにと思う。


子供の時以来に科学技術館に行ってきた。建物が70年代の昭和感がすごい。入口の「寄付をした企業一覧」も第一銀行だとか現存しない大企業が多く並んでいる。

色々と建物が老朽化で限界だったり、人も足りていなかったりとマネタイズが全然間に合っていない状態だった。Youtubeでは楽しいところを紹介されているものの、ここ以外は改修中として封鎖していたりとかなり限界を迎えている感じだ。

子供の頃に衝撃を受けたドライブシミュレーターとかは今でも遊べるし、5階にある鉄の玉をアレコレ動かすアトラクションは子供の頃の楽しい記憶を蘇らせてくれる。ただし、バイオサイエンスやら生命科学などはパネル表示とワークショップ頼りになってて、次の時間まで待たないと楽しめるものじゃないし、と最新のものを展示するという感じではなかった。自転車ブースも20年前のパネルのまま放置されていたしでお金がないのだなと感じる。

美術館のような企画やイベントでマネタイズが出来ないのかなと思うが、なかなか厳しいかもしれない。最新技術の展示会やら会議などできる場所だったら会社員的には支援ができそうな感じがしているものの大変そうだ。

あとは子供の頃に小遣いがなくて買えなかった宇宙食も買って帰ってきた。本当はアイスなんか食ってないという身も蓋もない宇宙飛行士からの証拠が出てきて、じゃあアレは何なんだ!?という代物となってしまった。が、良い思い出には変わらない。子どもの時にはドライフリーズすら無かったのから、ロマンを買うようなものだ。

うーん、まずい。


年末から花粉症の薬を飲んでいるが全然ダメだ。つらい。

2025.03.23 / Category : 小噺
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